帝京大学八王子キャンパスでは、9月7日(月)に新校舎棟「SORATIO SQUARE(ソラティオスクエア)」の開館記念式典を挙行した。
開館記念式典には、大学関係者、自治会・近隣関係者、企業関係者など約200名が参列し、盛大なセレモニーとなった。
また、式典では冲永 佳史理事長・学長、冲永 寛子常務理事・副学長からの挨拶および来賓とのテープカットを実施した。内覧会では、帝京大学総合博物館・500人ホール・アカデミックラウンジなど新たに完成した新棟内施設の見学を行った。
新校舎は地上22階・地下2階の高層棟及び6階の低層棟で構成され、少人数制の教室を90室ほど設置して教員と学生の一体感を持った授業を展開する。ほかに音楽室や模擬授業室などの各種実習室や、アクティブラーニング教室も設置している。また、グループ学習室を備えた常設PC設置空間を作り、学び、探求、討論ができる場(ラーニング・コモンズ)として「講義室で学び、開放されたプレゼンテーションスペースであるアカデミックラウンジや図書館のグループ学習室で討論や調べものをする」という連続性を持たせた学修への動機づけと学生の主体的な学びを創造していく。さらに、女性専用ラウンジや、地下1階には大学博物館を開館し、新校舎では免震構造を採り入れたほか、「自然換気システム」「CGS(コジェネレーションシステム)」「全館LED照明」等、省エネルギーに配慮している。2018年4月には、新校舎から繋がる低層棟部とアリーナ棟からなるII期工事の完成・使用開始を予定しており、今後もキャンパス内の学生と教職員との連携をより強固にして、地域や社会に貢献していく方針。
新校舎棟「SORATIO SQUARE(ソラティオスクエア)」は、9月14日(月)の秋期授業開始より本格的に利用開始する。
■工事概要
設計・管理/株式会社 NTTファシリティーズ
施工者/株式会社 大林組
【SORATIO SQUARE(ソラティオ スクエア)とは…】
「SORATIO」とは、果てしない大空、宇宙のように無限に広がる空間を表す「SORA(宙)」と、ラテン語で「理性」を意味する「RATIO」を組み合わせた造語で、帝京大学の学生一人ひとりの可能性が無限に広がっていく様を表現している。また、高層部・低層部から成る建物群をSQUARE(広場)として捉え、「SORATIO SQUARE(ソラティオ スクエア)」と名付けられた。
▼本件に関するお問い合わせ先
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