ヤマハ発動機株式会社は2025年11月22日(土)、宮城県仙台市で開催された小学生向け体験型学習イベント「キッズエンジニアin東北2025仙台(第10回目)」において、「ウインドカー工作教室」を出展しました。当日は、参加した小学生とその保護者に、ウインドカー製作を通じてものづくりの面白さを体感していただきました。
「キッズエンジニアin東北」が開催されたきっかけとなったのはヤマハ発動機のボランティア活動です。2011年に発生した東日本大震災後、東北震災復興支援の一環としてウインドカー工作教室を東北の太平洋側で被災された各地の小学校に出前授業として実施しました。当時は自動車技術会本部主催の「ミニキッズエンジニア」として活動していましたが、2016年より東北支部主催となり、仙台市科学館にて規模を拡大して開催されています。
完成したウインドカー 風の力を使って、風上に向かって走ります
本教室では、90分間のプログラムのうち冒頭30分ほどでウインドカーを組み立てます。
製作したウインドカーは専用コースで走らせると走行タイムが表示されるため、ウインドカーをもっと速く走らせようとタイヤを大きくしたり、プロペラの枚数を増やしたりと子供たち自身で様々な工夫をしながらウインドカーを改良してもらいます。
改良したウインドカーが速く走ればよいのですが、もちろん全てが速くなるわけではなく時には改良したことで遅くなってしまう場合もあります。
それでも「次はどこを改良しようか」と試行錯誤することで最終的にはほとんどの子供たちのウインドカーが当初よりも速く走るようになりました。子供たちもウインドカーを製作して改良を繰り返しているうちにあっという間に時間が過ぎてしまったようで、「もっとやりたい」という声も多く聞かれました。
保護者の方々の力も借りながら、ウインドカーを製作していきます
この教室で私たちがお伝えしたいことは、失敗を繰り返しても挑戦し続けることの大切さです。ものづくりは何度も失敗を重ねるからこそ、最後に良い製品が生まれます。
今回参加いただいた子供たちはウインドカー作りを通じてものづくりの面白さや失敗することの大切さに気が付いてくれたのではないでしょうか。
私たちはこれからも、たくさんの子供たちにものづくりの面白さを伝えてまいります。

最後に、製作したウインドカーを持って記念撮影を行い、作品はお持ち帰りいただきました。