銀座 蔦屋書店(東京都 中央区 GINZA SIX 6F)では、大河紀の個展「リドロー・アウトライン」を2026年1月31日(土)~2月20日(金)の期間、店内アートウォールにて開催します。
《Set,》1455×1120mm, Acrylic on Canvas, 2026
特集ページ|
https://store.tsite.jp/ginza/event/art/52280-1417590116.html
概要
大河紀は、多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業。現在は東京を拠点に、絵画表現のほか、広告ビジュアル、アパレル、装画など、多岐にわたる分野で独創的なアートワークを展開しています。大河の作品の根幹にあるのは、若くして肉親を亡くした経験から生まれた「生と死の境界」というテーマです。この重厚なテーマを、浮世絵の快楽主義的な精神をもとに再解釈し、自身の主題、言葉や身体性と接続しながら、絵画表現の中に可視化しようとしています。今回の個展では昨年の「FAMILY」シリーズからの連作とともに、今回の個展のテーマである「リドロー・アウトライン」の新作シリーズを展開します。
《FAMILY》727×500mm, Acrylic on Canvas, 2025
アーティスト・ステートメント
若くして肉親を失う経験を経て、生と死の境界について深く考えるようになる。
有機質と無機質を組み合わせたモチーフを描くことで、生と死が表裏一体であることを表現し、その探求を通じて人間が持つ可能性や美しさを見つめ直す。
大河の作品には、浮世絵に見られる快楽主義的精神(死を日常に内包しながら、なおかつ生の美と滑稽さを描こうとする姿勢)への深い関心が通底している。浮世絵がかつて、無常と享楽を同時に引き受けながら視覚文化を更新したように、大河もまた、現代の混沌を受け止める絵画の形式を模索している。余白や構成によって見えないものを立ち上げる、日本美術特有の形式美を現代の絵画構造へと昇華させ、可視化されない存在や感情を、絵画として知覚可能なかたちへと変換している。
こうした歴史的美術への参照は、単なる様式的なオマージュではなく、美術史的思考の延長線上にある実践である。国内外で精力的に作品を発表する一方で、広告ビジュアルやアパレルなど多分野でアートワークを手がけ、作品の根底にある問いを領域を越えて可視化している。
本展に寄せて
本展では、既成概念や決まりごとのような画一的なものが、私たちの内側で柔らかく反復され、わずかな差異やズレを伴いながら作用し続ける状態を描いている。
権力や制度は外側にあるものではなく、私たち自身の内部に取り込まれ、日常的に運用されている。
同じ形が並んで見える画面は、完全な同一ではなく、「同じだと見なされている」状態を示している。
大河紀
プロフィール
大河 紀 / Nori Okawa
©Nori Okawa.Photo by Rhaymond Recentes
◆略歴
岡山県出身、2014年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。東京を拠点に活動するアーティスト。日本の伝統的な形式や構図に現代的な視点を重ねながら、既存の表現をアップデートする作品を手がけている。国内外で精力的に作品を発表する一方で、Miu Miuや大阪・関西万博など多分野とのコラボレーションでアートワークを手がけ、作品の根底にある問いを領域を越えて可視化している。
◆出展歴
個展
2025「FAMILY」MAT(東京)
2025「食卓」YUGEN Gallery(東京・福岡)
2024「FAST」BLK GALLERY 高円寺 & Brooklyn(東京・NY)
2024「交差点で踊りましょうか」DDD ART(東京)
2023「成る絵画」Anicoremix Gallery(東京)
2022「狼煙す絵画」SPIRAL(東京)
2022「逢魔時 MOOD MAKER」ondo gallery(東京)
2021「地鳴る絵画」HB Gallery(東京)
2021「GOODBOY, もっと酔い」渋谷 PARCO Comming Soon(東京)
2020「呼吸する絵画」表参道 ROCKET(東京)
2020「大河紀exhibition」代官山 蔦屋書店(東京)
グループ展、参加企画
2025 CURU gallery(バンコク)
2025 銀座 蔦屋書店(東京 / ART SESSION 選出)
2024 「無礼講 Pray GO! POP-UP」渋谷 PARCO OIL by 美術手帖(東京)
2024 「What’s up?」銀座 蔦屋書店(東京)
2024 京都 蔦屋書店(京都 / ART SESSION 選出)
2024 「Your Marvelous World, and Art」SH gallery(ソウル)
2023 「- 渡御- TOGYO2023 POP-UP」渋谷 PARCO OIL by 美術手帖(東京)
2023 Sit+Read Artbook Fair(ルーマニアTimişoara)
2023 「JK-G ART COMPETITION」Gallery BISUNJAE(ソウル)
2022 「Japan Graphic Design Exhibition ーI’ M POSSIBLE」(上海 & 北京)
2022 「BE LOVE 土」阪急メンズ大阪 & 東京WHAT CAFE(東京)
作品販売について
会場展示作品は、1月31日(土)10:30より販売開始。
プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
アートのECプラットフォーム「OIL」では2月2日(月)10:30より2月20日(金)17:00の期間販売します。
展覧会詳細
大河紀「リドロー・アウトライン」
会期|2026年1月31日(土)~2月20日(火)
時間|10:30~21:00 ※最終日のみ17時閉場
会場|銀座 蔦屋書店 アートウォール
主催|銀座 蔦屋書店
入場|無料
お問い合わせ|info.ginza@ccc.co.jp
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銀座 蔦屋書店
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