京セラドキュメントソリューションズ株式会社(社長:長井 孝、以下:当社)は、日本国内で販売している音声をリアルタイムに表示する、字幕表示システム「Cotopat
Ⓡ(コトパット)」をドイツで販売開始したことをお知らせします。
CotopatⓇ は、話した言葉をリアルタイムに認識し、文字・図解・動画をスクリーンに表示することでコミュニケーションを円滑にする字幕表示システムです。日本で2023年8月に販売を開始して以降、自治体をはじめ、鉄道事業者などの公共施設、銀行、病院など、幅広い分野・業種で導入されています。
欧州連合(EU)は現在27カ国が加盟しており、多言語・多文化が共存する社会です。CotopatⓇは、英語をベースに134言語の翻訳に対応しており、双方向では73言語をサポートしています。多くの言語が飛び交うEUにおいて、円滑なコミュニケーションを実現し、さまざまな人々の意思疎通を支援します。
加えてEUでは年齢や身体的な条件に関わらず、誰もが製品やサービスを円滑に利用するためのアクセシビリティ関連の規制を整備する動きが進んでおり、高齢者や聴覚に障がいのある方を含め、誰もが円滑に意思疎通できる環境づくりが求められています。この度、EUの中でもアクセシビリティ関連の規制対応が進んでいる国の一つであるドイツで、12月よりCotopatⓇの販売を開始しました。今後は順次EU各地での販売を展開してまいります。
当社は、さまざまな場面で起こる「会話が聞き取りづらい」、「意思疎通が難しい」という課題を解消し、言葉の壁を越えた円滑なコミュニケーションを提供することで、誰もが安心して暮らせる社会の実現に貢献してまいります。誰ひとり取り残されない共⽣社会の実現をめざし、より多くの⼈々のコミュニケーションを支えるソリューションとして、今後も提供してまいります。
<関連情報>字幕表示システムCotopatⓇ(日本語サイト)
https://www.kyoceradocumentsolutions.co.jp/products/ict-service/communication/cotopat/?rls_20251215-WR
※「Cotopat」は、京セラドキュメントソリューションズ株式会社の登録商標です。