目白大学は5月から、新宿区の福祉作業所が製造する焼きたてパンや雑貨等を、福祉作業所で働く障害者が学内で学生の支援を受けつつ販売する社会貢献事業を実施している。これは、新宿区との「相互就労体験に関する協定」に基づくもの。同区立新宿福祉作業所が運営する「エスポワール」および同区立高田馬場福祉作業所が運営する「まりそる」で製造される焼きたてパン・雑貨等を販売している。
目白大学と新宿区は平成19年に「相互就労体験に関する協定」を締結。以来、障害者の方が同大の売店で学生の支援(ジョブサポート)を受けつつ、パンを販売してきた。
今年度からは、同事業のさらなる支援策として、新宿区と協議を重ね、同区立新宿福祉作業所や同区立高田馬場福祉作業所が運営するベーカリーで障害者の方が製造販売している焼きたてパンや雑貨を、定期的に同大学内において学生の支援(ジョブサポート)を受けつつ販売する事業を双方の協力のもとで5月から実施している。
5月12日、26日のいずれもランチタイムに販売を実施。用意した各種デニッシュやクロワッサン、ウィンナーロール、ピザパン、塩バターパンなど100個の焼きたてパンは短時間で完売という大盛況で、6月からさらに拡大する予定。
このような形での大学による障害者への就労支援事業はあまり例がないことから、同大では今後、さらに新宿区と連携し、充実を図っていく。
なお、同大での夏休みまでの販売予定日は下記の通り。一般の人も購入できる。いずれも11時45分から販売開始し、売り切れ次第終了となる。
・6月 9日(火)、23日(火)
・7月 7日(火)、14日(火)
▼本件に関する問い合わせ先
目白大学・目白大学短期大学部研究支援課
TEL: 03-5996-3110
FAX: 03-5996-3146
E-mail: kenkyu@mejiro.ac.jp
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