東京家政大学(東京都板橋区/学長:井上俊哉)で栄養学を学ぶ学生らがこのたび、マリンフーズ株式会社(東京都港区/代表取締役社長:藤原勝紀)とコラボし、同社の海鮮総菜「+IPPIN」シリーズの新商品開発企画を実施した。同社との産学連携企画は今回が第2弾となる。
東京家政大学は2023年、マリンフーズ株式会社および双日食料株式会社と産学連携に関する包括協定を締結。2024年には産学連携プロジェクト第1弾として、実際にスーパー等で販売される海鮮丼のメニューをマリンフーズ株式会社と共同で開発した。
第2弾となる今回のプロジェクトでは、同社の海鮮総菜「+IPPIN」の新商品開発企画を実施し、12名の学生が参加。4つの班に分かれた学生らは、マリンフーズ社員とともにグループワークや試作を重ね、実際に量販店で販売される商品に近い状態まで商品をつくりあげた。
また学生らは、開発した商品のコンセプトを盛り込んだ発表資料を作成し、2月17日には同社で企画発表会を実施。商品のコンセプトや特徴など、学生ならではのフレッシュなアイディアが詰まった商品に対して、同社の社員からも活発に質問が挙がった。
参加した学生からは「商品化されるまでの情報収集や市場分析、コンセプト設計などたくさん段階があるのを初めて知った」「栄養学としての知見だけでなく、マーケティングについても学ぶことができた」といった感想が寄せられた。
両者は今後も更なる相互の発展を目指し、来期も産学連携プロジェクトを計画中である。
■+IPPINシリーズ
毎日の食卓にプラス1品できる海鮮惣菜として、家庭では作りにくい本格的な味わいを楽しめるこだわりの逸品というコンセプトで、2023年8月に発売された。
食卓に並ぶ理想の品数は「主菜+副菜2品(計3品)」と言われているものの、実際にそれだけの品数を毎日揃えるのは手間がかかることから、手間なく簡単に食卓の品数を増やしたい、という消費者の需要に応えたもの。「岩下の新生姜入りにしん酢漬」や、お酒のおつまみとしても楽しめる「サーモンクリームチーズ」、新商品の「3種の海鮮キムチ」など、全10品がラインナップされている。
■マリンフーズ株式会社
・代表者: 代表取締役社長 藤原 勝紀
・本社所在地: 東京都港区六本木三丁目1番1号六本木ティーキューブ10階
・設立: 1964年10月
・事業内容: 水産加工食品の製造販売および水産原料の輸入販売
・会社HP:
https://www.marinefoods.co.jp/
・公式Instagram:
https://www.instagram.com/marinefoods_official/
■東京家政大学ヒューマンライフ支援センター
東京家政大学が歴史と共に培ってきた衣食住、生活に関わる知見を、地域社会に還元する社会貢献と、地域とのつながりの中で学生の実学を推進する部署。これまでに企業や行政と実施した産学官連携事業は約100件。「社会のニーズに大学の知と学生の学びで応える」をモットーに、地域社会と大学の共存共栄を目指している。
URL:
https://www.tokyo-kasei.ac.jp/society/hulip/
(参考:東京家政大学公式サイト内)
・マリンフーズ株式会社との取り組み
https://www.tokyo-kasei.ac.jp/society/hulip/activities/02_012.html
(関連記事)
・東京家政大学 東京家政大学短期大学部・双日食料株式会社・マリンフーズ株式会社が産学連携に関する包括協定を締結 -- 教育、人材育成、調査研究などで協力(2023.11.15)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52015.html
・東京家政大学の学生らがマリンフーズ株式会社と海鮮丼メニューレシピを共同開発 ― 推し海鮮丼総選挙を実施(2024.10.09)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54525.html
▼本件に関する問い合わせ先
東京家政大学 広報・宣伝部
TEL:03-3961-5690
メール:koho@tokyo-kasei.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/