日本製鉄 カタマSP の累計出荷1,000 万トンを達成 ~簡易で安価な固まる舗装資材としてインフラ整備・維持に貢献~

日本製鉄株式会社が開発し、日鉄スラグ製品株式会社が販売を代行している鉄鋼スラグ製品「カタマ®SP」(カタマスペシャル)は、2009 年の販売開始以降、簡易でコストパフォーマンスの良い舗装資材として、林道や農道、ソーラー発電所、遊休地、中央分離帯等での簡易舗装工事や防草対策用途で採用され、2024 年12月に累計出荷1,000 万トン(*)を達成しました。

(*) カタマSP 1,000 万トンは、新たに林道(幅4m)を作った場合に北海道最北端(宗谷岬)から九州最南端(佐多岬)の往復が可能な長さ(6000km)に相当します。

カタマSP は、鉄鋼スラグを原料とするバラス舗装材で、鉄鋼スラグ特有の潜在水硬性(水と反応して固まる性質)により、適量の散水と重機による転圧を行うことで徐々に固化が進行する、簡易でコストパフォーマンスの良い舗装資材です。通常の砕石と比較すると、固まることで快適な車両走行の継続性や防草効果を発揮できる他、時間が経っても砕石全体が流出しにくい特性により維持費も安価となることから、河川護岸天端の管理用道路、林道、農道等の比較的交通量の少ない道路での維持管理費の軽減や、ソーラー発電所、遊休地、中央分離帯等での長期的な除草費用の軽減に貢献しています。

また、カタマSP は、インフラの整備・維持のみならず、鉄鋼副産物を有効活用する環境に優しい資材として、天然石材の保護等、環境負荷の低減にも貢献しています。

日本製鉄グループは、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「つくる責任、つかう責任」「産業と技術革新の基盤をつくろう」)を通じて、これからも社会の発展に貢献していきます。

 
   林道での使用例          ソーラー発電所での使用例
以 上

お問い合わせ先:
 日本製鉄株式会社 総務部広報センター https://www.nipponsteel.com/contact/
 日鉄スラグ製品株式会社 総務部総務室 https://www.slag.nipponsteel.com/contact/



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この企業の情報

組織名
日本製鉄株式会社
ホームページ
http://www.nipponsteel.com
代表者
橋本 英二
資本金
41,952,497 万円
上場
(旧)東証1部,名証1部,札証,福証
所在地
〒100-8071 東京都千代田区丸の内2-6-1丸の内パークビルディング
連絡先
03-6867-4111

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