脂肪細胞の発達により乳がんの浸潤・転移が促進されることを解明
―― 乳がんを進行させる成熟脂肪細胞の役割 ――
藤田医科大学医学部生化学 下野洋平教授、医学部病理学 浅井直也教授、臨床腫瘍科 河田健司教授らの研究グループは、肥満が乳がんの促進因子であることに着目し、乳腺にある脂肪細胞が乳がん細胞に及ぼす影響を解析しました。この結果、脂肪細胞が十分脂肪を溜め込むほど発達(成熟)すると、乳がんを促進するタン...
- 2024年08月27日
- 11:42
- 学校法人藤田学園
―― 乳がんを進行させる成熟脂肪細胞の役割 ――
藤田医科大学医学部生化学 下野洋平教授、医学部病理学 浅井直也教授、臨床腫瘍科 河田健司教授らの研究グループは、肥満が乳がんの促進因子であることに着目し、乳腺にある脂肪細胞が乳がん細胞に及ぼす影響を解析しました。この結果、脂肪細胞が十分脂肪を溜め込むほど発達(成熟)すると、乳がんを促進するタン...
藤田医科大学(愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98)内分泌・代謝・糖尿病内科学の椙村益久教授、布施裟智穂大学院生、藤沢治樹講師、鈴木敦詞教授らのグループは、高ナトリウム血症がミクログリア※1へ及ぼす影響について研究を行いました。急性および慢性の細胞外高ナトリウム濃度はいずれも、NOS2※2発現...
藤田医科大学 医学部 河合 聡人 講師、土井 洋平 教授、崇城大学 薬学部 山﨑 啓之 教授、小田切 優樹 特任教授の共同研究グループは、実臨床でも使用頻度が高いセファロスポリン系抗菌薬セフトリアキソン及びセファゾリンとヒト血清アルブミン(HSA)との相互作用解析を実施し、似た構造を有するセフ...
発症前から定期検査、予防処置、遺伝カウンセリングなどを通じてトータルにサポート
藤田医科大学病院(愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98 病院長:白木良一)は8月1日、遺伝性のがん(腫瘍)を専門的にフォローする「遺伝性腫瘍外来」を開設しました。ここでは発症・未発症に関わらず、遺伝性がんの発症リスクに応じた定期的な検査・発症予防処置、遺伝カウンセリングなどを提供していきます。...
~大腸がんの早期発見につながる新たな腸内検査の可能性~
藤田医科大学(愛知県豊明市)消化器内科学講座、医科プレ・プロバイオティクス講座は、腸内で、胆汁酸の代謝途中に生成される、長寿やアレルギー、がんなどの発症に対して抑制的効果を発揮するイソアロLCAという成分に着目し、イソアロLCAを生成する特殊な腸内細菌と大腸がんのリスク評価を統計的に解析しまし...
~8月18日(日)13時から鯱城ホールにて~
藤田医科大学(豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98 学長:湯澤由紀夫)と東京音楽大学(東京都目黒区上目黒1-9-1 学長:野平一郎)は、8月18日に「東京音楽大学×藤田医科大学 コラボレーション・セミナーvol.9」を開催いたします。本セミナーは2023年4月から実施している...
~整容性と根治性を両立した体への負担が少ない乳房再建手術~
藤田医科大学病院(愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98 病院長:白木良一)乳腺外科は、米国インテュイティブサージカル社の最新手術支援ロボット「ダビンチSPサージカルシステム(以下、ダビンチSP)」を用いた乳頭乳輪温存乳房摘出術を施行したことを報告いたします。先端ロボット・内視鏡手術学(宇山一朗...
学校法人藤田学園(愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98、理事長 星長清隆)と株式会社スギ薬局(愛知県大府市横根町新江62番地の1、代表取締役社長 杉浦克典)は、地域医療連携における共同研究講座の活動の一環として、2024年6月28日より東郷町(愛知県愛知郡東郷町大字春木字羽根穴1番地、町長 石...
~食物アレルギーの新規診断・治療法の開発、安心・安全なヘアカラーリング環境の実現をめざす~
藤田医科大学(愛知県豊明市、学長:湯澤由紀夫)とホーユー株式会社(愛知県名古屋市東区、社長:佐々木義広)は、2024年4月1日、「先端アレルギー免疫共同研究講座」を設置しました。本講座の開設により、アレルギー疾患の診断・治療・対策に関する研究を加速させるとともに、社会実装に向けた医薬品等の開発...
藤田医科大学 医学部 臨床栄養学 飯塚勝美教授と医療科学部 臨床病態解析学分野 成瀬寛之教授らの研究グループは、近年一般に普及されている食事記録アプリに着目、日本で広く使用されている2つの食物摂取頻度質問票との比較を行いました。この結果、食事記録アプリと食物摂取頻度質問票で得られる結果には互換...