アクサ・ホールディングス・ジャパン、気候変動対策への取組みを推進

アクサ・ホールディングス・ジャパン株式会社

アクサ・ホールディングス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:安渕 聖司、以下「アクサジャパン」)は、アクサグループのサステナビリティ戦略の評価指標「AXA for Progress Index」に基づき、気候変動対策の取組みを推進しています。

世界51の国と地域でビジネスを展開するアクサグループは、「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というパーパスを体現するため、投資家、保険会社、模範となる企業という3つの観点から持続可能な未来のために行動しています。今年発表した新戦略計画「Unlock the Future」では、社会に対するコミットメントの更なる強化を主要な柱の1つに掲げ、変革の推進および新たなリスクに対する保障の開発・提供に取り組んでいます。アクサジャパンにおいても、アクサグループの戦略に基づき、2024年5月から新戦略計画「AXA Japan 2026」を策定、「気候変動対策とサステナビリティ」を主要イニシアチブの1つとして掲げ、温室効果ガスの削減やネットゼロに向けたトランジションの推進を目指しています。機関投資家の立場からは、移行資金として年間2億ユーロの投資を行う目標を定め、サプライヤーの選定時には環境への配慮を評価項目に含めています。

アクサジャパンおよびアクサグループの取組み、アクサグループの中長期目標は次のとおりです。


【アクサジャパンが実施した取組み】

■投資家として
  • グリーンボンドを中心にグリーン投資を行い、投資残高22億ユーロを達成(2023年末時点)
  • 「ゼロカーボン北海道」を掲げる北海道や、「環境首都SAPP‿RO」を掲げて脱炭素や再生可能エネルギーへの移行を進める札幌市と連携し、札幌市中島公園エリアにおいて高い環境機能性を備えた複合ビル「ライラックスクエア」へのグリーン投資を実施。2025年6月に竣工予定
■保険会社として
  • 自動車保険およびバイク保険のご契約を対象に、EV・電動バイクの電欠時に最寄りの充電設備までレッカー移動させるサービスの利用回数を、保険期間中無制限に引き上げ(2023年1月)
■模範となる企業として
  • 「アクサ ユネスコ協会減災教育プログラム」 ( https://www.unesco.or.jp/gensai/pdf/202404/pdf1_leaf_2024.pdf )による気候変動と減災に対する理解を促す社会啓発を2014年より継続
  • 高知県および高知市と協働の森づくりパートナーズ協定を締結(2023年7月)。約12ヘクタールの森林を「アクサの森」と名付け、協定を通じた資金拠出により、間伐などによる森林保護活動をサポートしCO2吸収に貢献
  • 持続可能な未来に向けた取組みについて考え、行動するアクサグループのグローバルイベント、「アクサ・ウィーク・フォー・グッド (AXA Week for Good)」を2011年より毎年実施。2024年は、6月3日~7日に「水」をテーマに開催し、全国2,859名の従業員がチャリティウォークや清掃活動等のボランティア活動に参加。海洋保全に取り組む「一般社団法人タラオセアンジャパン」および森林保全に取り組む「認定NPO法人 環境リレーションズ研究所」への寄付を実施
  • 従業員の環境意識向上や電力削減のため、社内で冬と夏に節電キャンペーンを実施。主要拠点のオフィスビルにて前年対比で電力使用量の削減率を競い合い、削減への行動を促進
  • 主要拠点のオフィスビルにおいて再生可能エネルギーへの切り替えを推進。東京の白金本社は、テナントとして照明のLED化を完了。切り替え可能な再生エネルギー化を100%達成
  • 全社用車のハイブリッド車への切り替えを2023年よりスタート
  • 日常生活ですぐに活用できるサステナブルな取組みを紹介したオリジナルのハンドブック( https://my.ebook5.net/axajapan/CbjHx6/ )を作成し、E-bookとして社内外に展開(2023年12月)
  • ローカルフードサイクリング社の「なつやすみコンポスト大研究」に協賛(2023年、2024年7月)
  • 「アクサ気候アカデミー」の従業員の受講率100%を達成(2023年12月)
  • 従業員が自発的に気候変動アクションを推進するボランティアグループ、「クライメート・ファミリー」では、社内への啓蒙活動や清掃活動を継続的に実施(2022年4月より)
  • 東京都の「HTT取組推進宣言企業」に登録(2023年10月)。節電対策やハンドブックなど環境への取組みが高く評価され、「優良取組企業」( https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/12/22/14.html )として東京都より表彰(2023年12月)

【アクサグループが実施した取組み】

■投資家として
  • 2030年までに、アクサの一般勘定資産の炭素集約度を50%削減するという目標に対し、47.6%を達成(2019年から2023年)
  • 目標値260億ユーロのグリーン投資で299億ユーロを達成(2023年末時点)
■保険会社として
  • グリーン・インシュアランス・プロダクト(環境に配慮した保険商品)の保険料収入17億ユーロ以上の目標値に対し、グリーンビジネスを拡大し、20億ユーロを達成(2023年末時点)
  • インクルーシブプロテクション(脆弱な立場にある人々への保障)の提供1,200万人の目標値に対し、 1,400万人のお客さまへ提供(2023年末時点)
■模範となる企業として
  • 気候変動に対する従業員の理解を促す取組み: 従業員の96%に気候変動に関するトレーニングを実施(2023年時点)
  • 2025年までにグループ内における温室効果ガス排出量を20%削減し、残りの排出量を相殺する目標に対して、 34%の削減を達成(2023年末時点)
■責任ある企業としての外部の評価指標
  • ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)  スコア81/100

【アクサグループの中長期目標】

アクサグループが2024年2月に発表した2026年に向けたサステナビリティ中長期目標「AXA for Progress Index – 2024-2026」は以下のとおりです。

■投資家として
  • 移行資金として年間50億ユーロ(※1)
■保険会社として
  • 移行引受をサポートし、2024年から2026年の損害保険料収入累計を60億ユーロ(※2)に引き上げる
  • 2026年までに9,000件以上(※3)の気候変動ソリューションおよびサービス(※4)を企業に提供する
■模範となる企業として
  • 2026年までにアクサグループ従業員の気候変動に関する知識・能力の更なる向上を図る
  • 2030年までにアクサグループの事業活動による温室効果ガス排出量を実質ゼロへ(※5)

※1 対象範囲:社債、ソブリン債、不動産、プライベートアセット。
※2 対象範囲:アクサフランス、アクサドイツ、アクサスイス、アクサ英国、アクサベルギー、アクサ香港、アクサメキシコ、アクサXL。単位:収入保険料(GWP)。期間:2024年から2026年の累計。
※3 対象範囲: アクサフランス、アクサドイツ、アクサスイス、アクサ英国、アクサベルギー、アクサ香港、アクサメキシコ、アクサ XL。対象期間:2024年から2026年の累計。企業アカウントは各企業が定義する。
※4 (i) 研修/教育、(ii) リスク評価/意識向上、(iii) ギャップ分析、(iv) 予防/適応策、および/または (v) 危機管理/是正が含まれる。
※5 2019年から2030年の間に、アクサグループのエネルギー使用量(スコープ1および2)と自動車の保有台数、および業務渡航に関連する温室効果ガス排出量を50%削減し、スコープ内の残りの排出量については高品質のカーボンクレジットで相殺する。
 


アクサ・ホールディングス・ジャパンについて
アクサ・ホールディングス・ジャパンはアクサのメンバーカンパニーとして、2019年に設立された保険持株会社です。傘下にアクサ生命、アクサ損害保険(アクサダイレクト)の2社を擁しています。


アクサグループについて
アクサは世界51の国と地域で147,000人の従業員を擁し、9,400万人のお客さまにサービスを提供する、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーです。国際会計基準に基づく2023年の売上は1,027億ユーロ、アンダーライング・アーニングスは76億ユーロ、2023年12月31日時点における運用資産総額は9,455億ユーロにのぼります。アクサはユーロネクスト・パリのコンパートメントAに上場しており、アクサの米国預託株式はOTC QXプラットフォームで取引され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4GOODなどの国際的な主要SRIインデックスの構成銘柄として採用されています。また、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)による「持続可能な保険原則」および「責任投資原則」に署名しています。
*アクサグループの数値は2023年1月~12月の業績です。

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