世界情勢が目まぐるしく変わる中、台湾も５月に新総統が就任し、「健康台湾」の国家ビジョンを提示、今後は官民連携で医療、予防、栄養、健康促進スポーツ産業を発展させる予定です。本説明会では、一層の連携を深めている日台間の医療、介護分野における最新動向や、台湾の産学官を挙げた本産業への取組みについて台湾貿易センター及び台湾の企業より説明しました。

近年、高齢者の人口増加が世界規模で進み、介護と医療に対するニーズはますます高まっています。台湾の高齢化社会がもたらす経済効果は、3.6兆台湾ドルに達する見込みで、台湾の強みであるICT産業やAIを活用し、健康保健のビッグデータ構築、AIによる画像診断、細胞治療、5Gの遠隔医療など、今後もテクノロジーによる健康管理と予防、治療が発展するよう、ビッグヘルスケア産業のバイオテクノロジー・医療コリドー（生技医療廊帯）の形成に尽力します。今後もTAITRAでは各組織の連携をより密にし、スピーディーな発展を手助けして参ります。

セミナー開催内容は以下の通りです。
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日 時：2024年10月9日(水) 11:00-12:00
会 場：メディカルジャパン 出展社による製品・技術セミナー 幕張メッセ ホール2入口の右側
紹介企業及び登壇企業：
・Taichung Veterans General Hospital
・Humetrics
・Smart Ageing Tech
・H.P.B. OPTOELECTRONICS
・EPED
・FusionSiP technology Pte
・Yong Tai Global
・Adison Biomedical
・Hsinchu Biomedical Science Park Incubation Center
・LAUNXP BIOMEDICA
・CS Bio Taiwan
・FETHIANN MOLECULE APPLIED.
・ALGER TECHNOLOGY (阿爾傑)
・Alpha Intelligence Manifolds. (采風智匯)
・AlleyPin (翔評互動)
・QT MEDICAL(宇心生醫)
・CHANG GUNG UNIVERSITY (長庚芯元)
・HORTECH (京碼)

■登壇者プロフィール
鄧 之誠（とう しせい）
台湾貿易センター（TAITRA）東京事務所 所長
2022年9月より現職。1998年TAITRA入所以降、台北本部にて展示会部門マネージャー、産業開発発展センター副所長などを歴任。日台間はじめ台湾対外貿易や台湾諸産業の開発、発展に尽力してきた。2007年、青山学院大学大学院よりMBA取得（同大学院国際マネジメント研究科修了）、1994年、台湾・東海大学工業デザイン学科卒業

林 智偉（りん ちい）
台湾貿易センター（TAITRA）産業拓展処 バイオメディカルセクション プロジェクトマネージャー
日台医療機器産業におけるイノベーション推進を担い、両国の政府機関、産業界、学術界のリソースと専門分野の統合に尽力しています。国立台湾大学で生物医学の博士号を取得。
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■展示会場内展示
台北市では、10/11までの同展示会期間中、台湾の医療、病院、介護機器産業を代表する14の企業を一堂に集めた「台北スマート医療テーマパビリオン」を出展しています(ホール2 ブース番号10-30)。是非お立ち寄りください。
https://tokyo.taiwantrade.com/event/detail.jsp?id=33709

＜台湾貿易センターについて＞
台湾貿易センター(TAITRA　中華民国対外貿易発展協会）は、1970年に台湾の対外貿易促進を目的に、台湾政府と業界団体の支援によって設立された非営利団体です。本部は台北にあり、世界各地にある60以上の海外事務所をネットワーク化、総勢800名以上のスタッフで台湾企業の国際競争力の強化、海外企業とのビジネスマッチング、世界進出をサポートしています。また、1973年に東京で日本事務所を設立して以来、日台のパートナーシップ強化を目指し、両国の貿易振興を図っております。