第24回 山﨑貞一賞 2分野4名の受賞者を決定

一般財団法人 材料科学技術振興財団


一般財団法人材料科学技術振興財団(所在:東京都世田谷区、理事長:戸谷 一夫)は、山﨑貞一賞 選考委員会(委員長:松本 洋一郎)を経て9月17日(火)に実施された理事会にて、今年度の受賞者を下記2分野4名に決定いたしました。
今年度は、材料分野に「イプシロン酸化鉄磁石の開発と応用展開」、半導体及びシステム・情報・エレクトロニクス分野に「指先の触感覚を超越可能な半導体ナノ触覚センサと各種センシングシステムの創製」の業績を選出いたしました。
受賞者には、賞状および副賞として各分野に対し300万円、受賞者全員にメダルが贈呈されます。

◆第24回 山﨑貞一賞 受賞者 (敬称略)
 
【材料分野】
受賞題目「イプシロン酸化鉄磁石の開発と応用展開」

東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻 教授              大越 慎一

東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻 准教授             生井 飛鳥

東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻 助教              吉清 まりえ

【半導体及びシステム・情報・エレクトロニクス分野】
受賞題目「指先の触感覚を超越可能な半導体ナノ触覚センサと各種センシングシステムの創製」

香川大学 創造工学部 教授                     高尾 英邦
香川大学 微細構造デバイス統合研究センター センター長
 

以上

山﨑貞一賞について
山﨑貞一賞は、財団法人材料科学技術振興財団の初代理事長を務めた山﨑貞一氏の科学技術および産業の発展に対する功績、人材の育成に対しての貢献を記念し、科学技術水準の向上とその普及啓発に寄与することを目的として平成13年(2001年)に創設されました。初代選考委員長として白川 英樹博士(筑波大学名誉教授、2000年 ノーベル化学賞受賞)、2代目選考委員長として増本 健博士(東北大学名誉教授)を迎え、現在は松本 洋一郎博士(東京大学名誉教授)が選考委員長を務めています。
本賞は、当財団の定款第4条の事業内容に対応した「材料」、「半導体及びシステム・情報・エレクトロニクス」、「計測評価」、「バイオ・医科学」の4分野からなり、論文の発表、特許の取得、方法・技術の開発等を通じて、実用化につながる優れた創造的業績をあげている人が表彰対象となります。第24回山﨑貞一賞では「材料」、「半導体及びシステム・情報・エレクトロニクス」の2分野に対し贈呈いたします。これまでの受賞者は、全分野合計で132名にのぼっています。

一般財団法人材料科学技術振興財団(MST)について
当財団は昭和59年(1984年)8月に設立され、本年、40周年を迎えました。設立以来、「先端的な科学技術分野における新材料に関する基礎的研究を行うとともに、新材料の解析・評価を実施すること等により材料科学技術の振興を図り、もって我が国の経済社会の発展と国民生活の向上に寄与すること」を目的として幅広い活動を展開しています。


・一般財団法人材料科学技術振興財団 山﨑貞一賞事務局     TEL:03-3415-2200
・一般財団法人材料科学技術振興財団について                   https://www.mst.or.jp/
・山﨑貞一賞について      https://www.mst.or.jp/Portals/0/prize/index.html 

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