JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、9月30日(火)、北海道のそうべつ情報館 i 及び幌別硫黄鉱山においてエコツアーを実施しました。
JOGMECは、鉱害防止支援業務の一環として資源開発と環境保全両面の重要性を理解してもらうため、平成19年よりJOGMECエコツアーを実施しています。今回のエコツアーは、本年度2回目となるもので、室蘭工業大学の学生を対象とし、学生18名、先生2名の参加がありました。
エコツアーでは、まず、そうべつ情報館 i で「壮瞥町・幌別硫黄鉱山の歴史」と題した講演により、幌別硫黄鉱山のこれまでの歴史と現状等について、また「資源開発と環境保全」、「資源・エネルギーと環境」と題した講演により、資源開発と環境保全の両方の重要性について学びました。さらには、実際に鹿児島県の菱刈鉱山の鉱石を手に取りながら、1gの金を生産するのにどれだけ大量の廃石が発生するか、また、新たな資源として開発への期待が高まっているメタンハイドレートの燃焼実験を通じてエネルギーについての認識を深めてもらいました。
最後に、幌別硫黄鉱山の坑廃水処理施設を見学し、実際の坑内水を用いた中和試験やpH測定などの体験をしながら坑廃水処理の工程や原理などを勉強し、長流川及び洞爺湖の清流化に多大な貢献を果たしている同施設の重要性を理解してもらいました。
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_000144.html?mid=pr_141003