道内の文系私立大学で初めて理系学部「総合情報学部(仮称)」設置を構想ー文部科学省「大学・高専機能強化支援事業」に選定 27年度開設を目指す

北星学園大学

本学が27年度に開設を目指す「総合情報学部(仮称)」が、このほど文部科学省の「大学・高専機能強化支援事業」に選定されました。この事業は、デジタルや環境など成長分野の人材を育成する学部の新設や拡充を支援するもので、道内の文系私立大学で選定されるのは本学が初めてです。  本学は「人間性・社会性・国際性」を教育目標に掲げ、文学・心理・経済・福祉の学問系統を持つ文系総合大学として教育・研究を追究してきました。北海道内の私立大学における国際教育の先駆者として、60年にわたり国際人の養成に寄与してきました。「総合情報学部(仮称)」構想は、社会・地域におけるデジタル人材のニーズの高まりに対応し、これまで築き上げてきた人文・社会科学の「知」と、急速に進むデジタル社会に必要な自然科学の「知」の融合による「総合知」を創出・活用できる人材育成を目指すものです。理系学部の設置が実現すれば、1962年の開学以来初めてとなります。  カリキュラムには、情報科学及びその数理に関わる基盤的知識、人間・社会・自然と情報に関わる幅広い知識に加え、情報やデータを収集・分析・表現するためのスキルを涵養する専門科目群を設けます。また、問題解決型の実習により、良い社会の実現に向けて情報通信技術・データサイエンスを活用するマインドとスキルを養成します。  また、社会的課題を的確に発見し、高い倫理観をもって解決する態度や能力を養成するため、国際関係や異文化理解、情報社会における法、ウェルビーイングに関わる科目を、既存の学部と連携しながら展開します。初年次以降全ての学年において演習・実習科目を配置し、指導教員を中心とした集団的教育体制によって、研究リテラシーや他者と共同し実践的な問題を解決するスキルを涵養します。  北海道は全国の中でも人口減少・高齢化が急速に進行しており、それによってさまざまな課題が顕在化しています。 ー北海道が策定した「北海道総合計画」では、課題の解決に向けたICTやAI等の未来技術の活用および大手半導体工場の北海道進出を契機としたデジタル人材の育成・確保の重要性が示されています。本学は本設置構想を通じて、社会・地域の課題を解決する人材の育成を目指して取り組んでいきます。 ◆総合情報学部(仮称・設置構想中) 【入学定員】100名 【収容定員】400名 【開設予定】2027年度(令和9年度) 【教育内容・育成する人材像】 ・情報科学及びその数理に関わる基盤的知識、人間・社会・自然と情報に関わる幅広い知識に加え、情報やデータを収集・分析・表現するためのスキルを涵養する専門科目群、情報通信技術・データサイエンスをより良い社会の実現へ向けて活用するマインドとスキルを養成するPBL型の実習科目などによるカリキュラム ・社会的課題を的確に発見し、高い倫理観をもって解決する態度や能力を養成するため、国際関係や異文化理解、情報社会における法、ウェルビーイングに関わる科目を、既存の学部と連携しながら展開 ・研究リテラシーや、他者と協働し実践的な問題を解決するスキルを涵養するために、初年次以降全ての学年において演習・実習科目を配置し、指導教員を中心とした集団的教育体制を構築 ※設置計画は予定であり、内容は変更となる可能性があります。 ●大学・高専機能強化支援事業  大学(学部又は大学院を置くものに限る)または高等専門学校の設置者(大学又は高等専門学校を設置しようとするものを含む)に対し、デジタル・グリーン等の成長分野の学部等の設置等に必要な資金に充てるための助成金を交付。それにより、全国各地における当該成長分野の学部等の設置等を促進することを目的とした助成事業。 ▼本件に関する問い合わせ先 北星学園 企画広報課 企画係 TEL:011-891-2731 MAIL:kikaku@hokusei.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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