「DX銘柄2024」選定企業の先進的なDX事例を一挙公開
独立行政法人情報処理推進機構
~「DX注目企業」を含む43社の取り組みと8社へのインタビューを掲載~
独立行政法人情報処理推進機構(IPA、理事長:齊藤裕)は、「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)」として選定された企業の先進的なDX事例を取りまとめた「デジタルトランスフォーメーション銘柄2024選定企業レポート」を公開しました。
URL: https://www.ipa.go.jp/digital/dx/ug65p90000001je8-att/dx-meigara-report2024.pdf
「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)」は、東京証券取引所に上場している企業の中から、ビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげるDXに取り組む企業を経済産業省、東京証券取引所およびIPAが選定するものです。三者はDX銘柄2024選定企業発表会を本日開催し、「DX銘柄2024」選定企業25社、うち「DXグランプリ2024」選定企業3社 (図1)、「DX注目企業2024」21社(図2)と「DXプラチナ企業2024-2026」2社(図3)を発表しました。同時に、選定された企業の先進的なDX事例を取りまとめたレポートを公開しました。
DX銘柄2024選定企業の発表について(経済産業省):https://www.meti.go.jp/press/2024/05/20240527001/20240527001.html
本レポートでは、DX銘柄2024選定企業のうち、特に優れた取り組みにより“デジタル時代を先導する企業”である「DXグランプリ2024」に選定された株式会社LIXIL、三菱重工業株式会社、株式会社アシックスの経営層へのインタビューを4ページずつ、写真付きで掲載しています。DX推進に関する経営ビジョンやビジネスモデル、戦略をはじめ、DX成功のポイントやAI活用への取り組みなど、詳しく紹介しています。
また、「DX銘柄」に選定された22社の「経営ビジョン・ビジネスモデル」、「戦略」、「組織づくり・人材・企業文化」、「デジタル技術活用環境の整備」、「DXの取組内容とその成果・重要な成果指標」、「ガバナンス」、「今後の展開」、「委員コメント」を各社2ページで紹介。企業価値への貢献において注目されるべき取り組みを実施している企業として選定された「DX注目企業」21社についても、「経営におけるDXの位置づけ」、「DXの取り組み紹介」を各半ページで紹介しています。
さらに、特に優れた取り組みを3年以上継続している企業である「DXプラチナ企業」として本年選定された株式会社日立製作所と株式会社トプコンの経営層へのインタビューも各社4ページで、「この1年でさらに進んだ取り組み」や個別の事業における取り組みを深掘りしています。同じく昨年「DXプラチナ企業」に選定された中外製薬株式会社、株式会社小松製作所、トラスコ中山株式会社に対しては、注目している技術やトレンド、力を入れている事業などを聞き、長くDXに取り組み、業界をけん引する殿堂入り企業ならではの秘訣を記載しています。
巻末には、東京証券取引所の国内上場企業344社から回答を得た「デジタルトランスフォーメーション 調査2024」の分析結果も掲載し、DX銘柄2024に選定された企業の特徴をデータに基づき示しています。
IPAは、先進的な企業の取り組みを幅広く紹介した本レポートが多くの企業に参照されることで、日本企業のDX推進が加速することを期待しています。
デジタルトランスフォーメーション銘柄2024レポート(図4)はIPAのウェブサイトからダウンロードできます。
https://www.ipa.go.jp/digital/dx/ug65p90000001je8-att/dx-meigara-report2024.pdf
注)DXプラチナ企業2023-2025は、昨年度選定