京急百貨店駐車場内に京急タクシー専用乗り場を新設 5月27日からタクシーの一括定額運賃「ぷら~とかみおおおか」を開始

京浜急行電鉄株式会社

地域に新しい価値を提供するサービスとしてライフスタイルの変化に応じた移動手段を整備

 京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区,社長:川俣 幸宏,以下 京急電鉄),株式会社京急百貨店(所在地:横浜市港南区,社長:金子 新司,以下 京急百貨店),京急横浜自動車株式会社(本社:横浜市港南区,社長:沼田 英治,以下 京急横浜自動車)は,2024年5月27日(月)から京急百貨店内に京急タクシー専用乗り場を新設し,乗り入れを開始するとともに一括定額運賃(回数券)※「ぷら~とかみおおおか」(以下 本事業)を初導入いたします。

 京急グループは,5月10日(金)に開示した京急グループ第20次総合経営計画において,「沿線価値共創戦略」(以下 本戦略)を策定し,あらゆる交通手段を用いた移動環境の最適化を行う【移動】プラットフォームと,都市機能の更新や生活支援を行う【まち創造】プラットフォームの相互価値共創のスパイラルアップによって,地域と共に成長し続ける沿線を目指してまいります。その中で,都心と郊外の二極構造なまちづくりから,沿線各地に「住/働/楽/学」が揃う中核拠点の複数整備と,多様な移動需要への対応による多極型なまちづくりを行うことで,「新しい価値」の創出を目指しています。

 本事業は,京急百貨店からご自宅までの移動の利便性向上を目的として実施するものであり,京急百貨店の3階駐車場内に,京急横浜自動車専用のタクシー乗り場を新設し,平日のみタクシーの乗り入れを開始するとともに,京急百貨店を中心とした東西エリア(東エリア:上大岡東1丁目他,西エリア:大久保2丁目他)の丘陵住宅地かつ京急百貨店への来店頻度が高い2エリアを対象とした平日限定の一括定額運賃「ぷら~とかみおおおか」を初導入します。本事業は,10回分の料金で11回タクシーがご利用いただけるので,通常よりもお得です。

 さらに,京急百貨店では本事業導入に合わせて,2024年5月27日(月)~7月22日(月)の平日に,京急百貨店地下1階デイリーフーズマーケットで3,240円(税込)以上お買い上げいただいた方,各日先着20名さまに「本日ご乗車クーポン(300円相当)」を配布するキャンペーンを実施いたします。 
 京急グループでは,本戦略で掲げる事業方針「ライフスタイルの変化に応じたダイヤ転換および二次交通再編」や「駅から広がる面的なまちづくりの推進」等において,沿線地域の交通課題解決や持続可能な郊外住宅地の実現を目指した事業を進めてまいります。
 

回数券イメージ
 
車両イメージ
京急タクシー専用乗り場・「ぷら~とかみおおおか」・キャンペーンについて

1.京急タクシー専用乗り場について
(1)開始日 2024年5月27日(月)10:00~
(2)運行時間 平日10:00~20:00 ※運休日:土・日・祝日,年末年始など大型連休
(3)乗降場所 京急百貨店3階京急駐車場内 京急タクシー専用乗り場(赤枠)
 
京急百貨店フロア図
 
 
タクシー乗り場イメージ

(4)乗車方法 京急百貨店3階京急駐車場内 京急タクシー専用乗り場から乗車

2. 一括定額運賃「ぷら~とかみおおおか」
(1)名  称 一括定額運賃「ぷら~とかみおおおか」
(2)開始日 2024年5月27日(月)10:00~
(3)運行時間 平日10:00~20:00 ※運休日:土・日・祝日,年末年始など大型連休
(4)金額(税込) 東エリア:7,100円(710円×11枚),西エリア:8,100円(810円×11枚)
          ※一括定額運賃「ぷら~とかみおおおか」は事前購入必須
 
 
回数券イメージ
 
(5)発売場所 京急百貨店6階総合サービスカウンター,地下1階食品サービスカウンター
(6)運行エリア 東エリア(赤色):上大岡東1丁目,上大岡東2丁目,大岡4丁目
         西エリア(黄色):大久保2丁目,大久保3丁目,港南2丁目
運行エリアイメージ

(7)乗車方法 
 イ.京急百貨店から乗車
  京急百貨店3階京急駐車場内 京急タクシー専用乗り場から乗車
 ロ.自宅から乗車(東西エリア内)
  自宅等(東西エリア内)へタクシー配車を行い乗車 
  ※東西エリアから乗車する場合は,別途迎車料金が発生
(8)運行事業者 京急横浜自動車株式会社
(9)URL https://www.keikyu-taxi.com
(10)各組織の主な役割
 
組織 主な役割
京急電鉄 エリアマネジメント活動の推進による地域密着まちづくりの実現
京急百貨店 顧客ニーズに合わせた新しいサービス導入による利便性の向上を図る。
京急横浜自動車 京急百貨店ご利用のお客さまを自宅まで,安心安全快適にお送りする。

(11)お客さまのお問い合わせ先
  京急ご案内センター 受付時間9:00~17:00(年末年始は休業)
  TEL.03-5789-8686/045-225-9696
  ※営業時間は変更になる場合がございます。

3.キャンペーン
 京急百貨店では本事業導入に合わせて,キャンペーンを実施します。

(1)期間 2024年5月27日(月)~7月22日(月)※平日のみ(40日間)
(2)配布対象 京急百貨店地下1階デイリーフーズマーケットで3,240円(税込)以上のお買い上げ
いただいた方
(3)内容 対象のレシートを京急百貨店地下1階食品サービスカウンターにお持ちいただき,各日先着20名さまに「本日ご乗車クーポン(300円相当)」を配布いたします。
※3,240円(税込)以上のレシート1枚につき1回のみ,合算は不可
※レシートは当日日付のみ有効
(4)配布枚数 上記期間中(平日)各日先着20名さま
(5)その他 
 ・京急百貨店3階京急駐車場内 京急タクシー専用乗り場から乗車する場合のみ使用可能
 ・クーポン発行当日限り有効
 ・「ぷら~とかみおおおか」との併用不可
(6)お客さまお問い合わせ先
 京急百貨店 TEL.0570-045-848(ナビダイヤル)【受付時間 10:00~20:00】

参 考
1.沿線価値共創戦略について
 2024年5月10日(金)に開示した京急グループ第20次総合経営計画にて掲げる長期ビジョン「【移動】と【まち創造】2つのプラットフォームが織りなす相互価値共創のスパイラルにより持続的に発展する沿線」の実現に向け,「沿線価値共創戦略」(以下 本戦略)を策定いたしました。
また,京急グループが目指す新たな沿線まちづくりの形として,これまでの都心と郊外の二極構造のまちづくりではなく,沿線のなかに「住/働/楽/学」機能が揃う中核拠点を複数配置し,一極集中型の輸送モデルから地域間をつなぐ交通網の整備による「多極型まちづくり」を目指しています。
本戦略のもと,「移動プラットフォーム」では,MaaS基盤の整備等を通じた新たな移動需要を創出し,「まち創造プラットフォーム」では,エリアマネジメント活動を推進することで地域の賑わいとつながりを強化し,外部を巻き込んだ地域内の共創を目指していきます。
沿線価値共創戦略 全体像

2.移動とまち創造プラットフォームの事業方針と施策のポイント
(1)移動プラットフォームにおける8つの方針
 移動1:ライフスタイルの変化に応じたダイヤ転換および二次交通再編
 移動2:インバウンド等観光アクセス強化および沿線目的地への流入促進
 移動3:地域拠点・環境対応・防災など駅機能の高度化
 移動4:回遊性を高める鉄道・地域資源のコンテンツ化
 移動5:京急および沿線地域の魅力を伝えるブランディング推進
 移動6:子育て世代等ターゲットを明確にした移動サービス展開
 移動7:デジタル活用による高付加価値提供とさらなる効率化
 移動8:デジタル活用による持続可能な次世代メンテナンスの促進

(2)まち創造プラットフォームにおける8つの方針
 まち1:主要駅周辺での住働楽学が充実する大規模開発の推進
 まち2:駅から広がる面的なまちづくりの推進
 まち3:歴史的建物や公共施設等の地域既存ストックを活かしたまちづくり
 まち4:デジタルとリアルが融合したまちづくり
 まち5:水辺のライフスタイルの実現を通じた沿線イメージの確立
 まち6:自然と共生した環境保全型のまちづくり
 まち7:ワーク・観光・スポーツ等の多様な「住働楽学コンテンツ」の導入
 まち8:子育て世代・外国人・高齢者等の多様性を尊重する地域コミュニティ構築
 
事業方針と施策のポイント

3.京急電鉄が取り組む地域交通について
 京急電鉄は,沿線各地において沿線活性化や住みたい・住み続けたいまちづくりの一環として,地域 交通の実証実験を行っています。今後も様々な地域で地域内交通の導入を検討してまいります。

(1)乗合型移送サービスとみおかーと実証実験
  京急電鉄,横浜国立大学および横浜市で,2018年から継続的に,横浜市金沢区富岡エリアにおい  
 て「乗合型移送サービスとみおかーと実証実験」を行いました。急勾配な坂道や狭あいな道路が多 
 く,バス停や鉄道駅へのアクセスが容易でない地域があるなど,交通課題を抱えた同地区において, 
 地域に適した運行方式の検証を進めています。

(2)地域交通コンサルティング事業「地域モビリティプロデューサー」
京急沿線各地で地域交通の実証実験を手掛ける京急電鉄と,交通とまちづくりに関するコンサルタント業務を行うLocaliST株式会社(所在地:神奈川県横須賀市,代表取締役社長:有吉 亮)が共同で実施するもので,2022年11月に箱根町が,地域住民移動支援促進事業として高齢者等の外出や健康増進,QOLの向上および地域コミュニティ強化を目的に,地域の移動支援として実証実験を開始した小量乗合輸送サービス「ハコモビ」へ協力や,様々なエリアの移動や地域課題の解決に向けて支援・協力しています。
以 上

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