コンテンツ産業の担い手拡大を目的とした「文京コンテンツアワード2014」を開催
~78作品の中から7作が「AnimeJapan 2015」文京学院大学ブースでの放映権を獲得 ~
文京学院大学コンテンツ多言語知財化センター(センター長:経営学部教授 喜多見 康)は、8月2日(土)、「文京コンテンツアワード2014」を本郷キャンパス(東京都文京区)にて開催しました。 【 「文京コンテンツアワード2014」について 】 文京コンテンツアワードは、コンテンツ産業における担い手の裾野を広げることを目的に2012年から開催しており、今年で3回目を迎えます。 本アワードでは、高校生以上の生徒・学生を対象に、アニメーション・キャラクターデザイン・イラストレーションなどの作品を募り、参加者と審査委員が入選作品を決定します。「文京コンテンツアワード2014」は、2014年5月12日~7月22日の期間で作品募集を行い、映像から静止画まで78にも及ぶ作品の応募がありました。この中から予備審査を通過した22の作品が8月2日(土)の本審査に進みました。 【 8月2日(土)の本審査と入選作品 】 8月2日(土)の本審査は2部構成にて行いました。第1部では、1次審査を通過した全作品が上映され、来場者および学生の挙手による審査で、第2部への通過作品を決定しました。 第2部では、外部企業も招いての最終審査会を行いました。1部の審査を通過した10作品が上映され、参加した学生・企業による挙手と審査委員による審議により、7作品が選考を通過しました。審査委員には本学の卒業生であるクリエーターのCO2様を招き、学内からは喜多見康(センター長、本学経営学部教授)、公野勉(副センター長、本学経営学部特任教授)、川村順一(本学大学院経営学研究科客員教授)の3名が担当しました。 今回入選した7作品は、2015年3月に東京ビックサイトで開催される「AnimeJapan 2015」の本校ブースで紹介されるとともに、ビジネス化の可能性がある作品については学生がマーチャンダイジングを行い、商品化や企業への利用提案などを実施します。 ≪入賞作品≫ ・鈴木貴大(経営学部 2年)/花猫 ・佐藤真由美(経営学部 2年)/Let’s Fishing ・岡本ひかる(監督)、柿澤春花、近藤潤一、森本涼太(経営学部 3年)/やきとりんピック~週末の裏事情~ ・木下奏(監督)、加藤洋介、大熊直紀、近藤映良(経営学部 3年)/なつことアルパカ物語 ・屋内拘禁室(文京学院大学女子高等学校 3年)/メーデー *名前は投稿名 ・菊地 健太(経営学部 1年)/妖精 ・Project Inferno(卒業生)/いんふぇるのっ! 【 コンテンツ多言語知財化センターについて 】 日本のコンテンツは、「クールジャパン」として海外からも高い評価を受け、海外展開で大きな成長が見込める産業として国の重要戦略にも位置付けられています。しかし、コンテンツ産業は、コンテンツを創造する“クリエーター”だけでは成立せず、それを商用化し、制作現場に還元する“プロデューサー”がいて初めて産業の発展が実現します。 そこで本学では「経営学部」に「コンテンツ・マーケティング専攻」を設置し、コンテンツの立案・制作から権利処理・プロデュースに至るまで、トータルで行える人材の育成を目指し、さまざまな分野の実践教育に力を入れています。 その中で、コンテンツ多言語知財化センターでは、学生および教員の考案・制作するコンテンツに関する著作権処理および相談、支援業務を行い、大学が行うコンテンツプロデューサーの養成のための教育を側面から支援し、あわせて知的財産関連教育の向上を資することを目的とします。 【 本件に関するお問い合わせ先 】 文京学院大学(学校法人文京学園 法人事務局総合企画室) 三橋、山口 TEL:03-5684-4713文京学院大学は、東京都文京区、埼玉県ふじみ野市にキャンパスを置く総合大学です。 外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部、大学院に約5,000人の学生が在籍。学問に加え、留学や資格取得、インターンシップなど学生の社会人基礎力を高める多彩な教育を実践しています。