聖心女子大学が一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)と連携協定を締結 ― ICT・データサイエンス教育を強化

聖心女子大学

聖心女子大学(東京都渋谷区、学長:安達まみ)は3月18日、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)との連携に関する協定を締結。今後は協定に基づき、相互の連携・協働による活動を推進していく。その一環として、2024年度には人間関係学科においてプロジェクト型授業「情報活用の社会的実践」を開講。同協定のもとICT・データサイエンス教育、文理融合カリキュラムを強化していく。 ◆学術交流協定概要 【協定の目的】  本協定は、相互連携と協働による活動を通して、次世代の教育に関する研究を推進するための人的・知的資源の交流を図り、社会貢献に寄与することを目的とする。 【連携推進内容】 (1)一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の保有するデータを活用したデータサイエンス教育に関すること (2)聖心女子大学の研究成果等の産業界における活用促進に関すること (3)その他本協定の目的のために双方が必要と認める活動に関すること ■これまでの学術交流・協力実績 ・人間関係学科がJEITAとの産学連携授業を実施  https://www.u-sacred-heart.ac.jp/news/20231012/15502/ ・人間関係学科社会心理学ゼミ有志がInterBEE(幕張メッセ)参加  https://www.u-sacred-heart.ac.jp/news/20231124/15882/ ■2024年度開講「情報活用の社会的実践」 《授業テーマ》  企業から与えられた実際の課題に対して、提供された調査データや資料等の解析を通して提言を行うことができるようになる。社会調査法、統計学などの知識や方法論を、社会課題の解決に実践的に結びつけることの意義と方法を学ぶ。 《授業概要》  学生がプロジェクトチームを組み、JEITAから提起された課題について客観的根拠に基づいた提言を行う。2024年度は特にテレビを中心とした次世代の映像コンテンツのあり方について考える。 ●人間関係学科(授業担当教員)のコメント 「テレビはオワコンなのでしょうか?シニア層だけが視聴している?実際に視聴率は下がっており、リアルな体感ではSNSを視聴している時間の方が多いように思われます。でも、時事問題や災害の情報を、いち早く正確に伝えるのはテレビですし、みなさんがスマホで見ているニュースも、元をたどればテレビからの情報だったりします。また、素人がどれだけ頑張って動画を制作しても、作り込まれたドラマのクオリティには遠く及ばないでしょう。メディアにおもしろさを求める人は、SNSだけでなくテレビも積極的に視聴しているというデータもあり、テレビがSNSによって衰退したというよりは、テレビとSNSは住み分けている、ときには互いを補完し合っているといえます。では、これだけメディアが多様化した現代において、テレビはどのように利用され、どのような可能性があるのでしょうか。一方、実社会では、利益率、法的な制約、競合他社の動向といったさまざまな要因が複雑に絡んでおり、すぐれたアイディアであっても実現が難しいことがあります。この授業では、データサイエンスを実践に応用しながら、実社会のリアリティに触れることも狙いの一つです。次世代の目線で、新しいテレビ像が提案されることを楽しみにしています。」 ■一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)  電子機器・部品の産業発展と国際競争力向上を目指す一般社団法人。国内最大級の業界団体として、Society 5.0に向けた社会課題を解決するために、IT・エレクトロニクス産業を中核に多様なステークホルダーを結節するプラットフォームを目指している。  https://www.jeita.or.jp/japanese/ ▼本件に関する問い合わせ先 聖心女子大学 企画部 企画課 (広報担当)小島 住所:東京都渋谷区広尾4-3-1 TEL:03-3407-5249 FAX:03-3407-6126 メール:kikakubu@u-sacred-heart.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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