【京都橘大学】たちばな教養学校 Ukon第3期生(2024年度前期受講生) 多彩な講師陣をお迎えし、3月11日(月)より申し込み受付開始!「読む――新たな『ことば』を探す旅」をテーマに全8回開講します。

京都橘大学

京都橘大学(京都市山科区、学長:日比野英子)では、「生きる」ことを深く味わい、人生を豊かにするための学びの場をめざして、公開講座「たちばな教養学校 Ukon(ウコン)」を2023年5月より開講しています。 第3期(2024年度前期)の講師8名が決定し、3月11日(月)より申し込み受付を開始します。多彩な講師陣をお招きし、「読む――新たな『ことば』を探す旅」をテーマにお話しいただきます。  「読む」という行為は「文字を読むこと」だけではありません。私たちは、空気を読む、人のこころを読む、アートを読む、時代を読む、自然を読む、歴史を読む......など、日頃多様なものに接する中で、その刺激を「ことば」にしながら読み解こうとしています。その「ことば」の捉え方が新たな気づきや表現となれば、それは幸福な体験です。8人の講師とともに、そのヒントを探ります。  Ukonの学頭・河野通和氏(編集者・読書案内人・本学客員教授)は、各授業において、学びのナビゲータを務めます。どなたでもご参加いただける公開講座です。 ■【たちばな教養学校 Ukon 第3期授業概要】 ・開催日時:2024年5月25日(土)~2024年9月7日(土)の期間における全8回 ・開催場所:QUESTION 7階「クリエイティブコモンズ」 京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町390-2 ・定  員:各回100名(先着順)、対面 ・受 講 料:全8回一括お申し込み 15,000円、各回お申し込み 1回 2,500円 ・お申し込み方法:たちばな教養学校 Ukon特設サイトよりお申し込みください。 ・Ukon特設サイト: https://www.tachibana-u.ac.jp/ukon/ ・お問い合わせ:たちばな教養学校 Ukon事務局(京都橘大学 生涯教育・通信教育課)    TEL:075-574-4335  MAIL:ukon@tachibana-u.ac.jp ■第3期授業概要について <全体テーマ:読む――新たな『ことば』を探す旅> (1) 日常のセンス・オブ・ワンダー ・日時:2024年5月25日(土)14:00~15:30 ・講師:穂村 弘(ほむら・ひろし / 歌人)  1962年北海道生まれ。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。歌論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。歌集『ラインマーカーズ』、近刊に『短歌のガチャポン』、『彗星交叉点』『蛸足ノート』など。 (2) いのちを診る、いのちをつむぐ ・日時:2024年6月7日(金)19:00~20:30 ・講師:稲葉 俊郎(いなば・としろう / 医師・医学博士)  1979年熊本県生まれ。医師。東大病院循環器内科助教を経て、2020年より軽井沢へ転居。芸術、音楽、民俗学など異分野への関心も深く、「全体性」を取り戻す新たな医療のあり方を模索する。2020年より山形ビエンナーレ芸術監督。著書に『いのちを呼びさますもの』『ことばのくすり』他。 (3) 「食」の記憶の深みから ――国道6号線をゆく ・日時:2024年6月21日(金)19:00~20:30 ・講師:川内 有緒(かわうち・ありお / ノンフィクション作家)  1972年東京都生まれ。仏の国連機関などに勤務後、フリーのライターとして評伝、旅行記、エッセイなどを執筆。著書に『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』、『空をゆく巨人』、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』、『自由の丘に、小屋をつくる』など。 (4) 我々はどこから来て、どこへ行くのか ――「共感」の起源をひもとく ・日時:2024年7月5日(金)19:00~20:30 ・講師:山極 壽一(やまぎわ・じゅいち / 総合地球環境学研究所 所長)  1952年東京都生まれ。人類学・霊長類学者。屋久島で野生ニホンザル、アフリカ各地で野生ゴリラの社会生態学的研究に従事。2020年まで京都大学総長。著書に『共感革命-社交する人類の進化と未来』『森の声、ゴリラの目-人類の本質を未来につなぐ』など多数。 (5) 写真を読む ――見えない世界に目をひらく ・日時:2024年7月19日(金)19:00~20:30 ・講師:梶川 由紀(かじかわ・ゆき / 何必館・京都現代美術館キュレーター)  京都市生まれ。パリ、ヨーロッパ写真館(MEP)の美術館設立にキュレーターとして携わる。帰国後、「何必館・京都現代美術館」に写真部門を立ち上げ、アンリ・カルティエ=ブレッソンやサラ・ムーン、荒木経惟など国内外の展覧会企画や写真集の編集、執筆を行う。 (6) 〝路傍の石〟を読む ――物いわぬ「歴史の証言者」 ・日時:2024年8月9日(金)19:00~20:30 ・講師:鵜飼 秀徳(うかい・ひでのり / 浄土宗正覚寺住職・ジャーナリスト)  1974年京都・嵯峨の正覚寺に生まれる(現在住職)。新聞記者・編集者を経て、独立。「宗教と社会」をテーマに取材、執筆、講演を続ける一方、「寺院再生を通じた地方創生」に携わる。著書に『寺院消滅』、『仏教抹殺』など多数。大正大学招聘教授、東京農業大学・佛教大学非常勤講師。 (7) ケアで読み解く名作文学 ・日時:2024年8月23日(金)19:00~20:30 ・講師:小川 公代(おがわ・きみよ / 英文学者・上智大学外国語学部教授)  1972年和歌山県生まれ。上智大学外国語学部教授。専門は、ロマン主義文学、および医学史。ケアの観点から多様な文学作品を読み直す試みを続けている。著書に『ケアの倫理とエンパワメント』、『ケアする惑星』、共編著に『文学とアダプテーション――ヨーロッパの文化的変容』など。 (8) 楽曲を読む ――演奏家は問いかける ・日時:2024年9月7日(土)14:00~15:30 ・講師:通崎 睦美(つうざき・むつみ / 木琴奏者)  1967年京都市生まれ。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。往年の名木琴奏者・平岡養一氏の愛器を譲り受け、演奏・執筆活動を通して木琴の復権に注力する。アンティーク着物の蒐集でも知られる。著書に『木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』『天使突抜おぼえ帖』など。 ■学頭・河野通和(こうの・みちかず) プロフィール  1953年、岡山市生まれ。東京大学文学部ロシア語ロシア文学科卒業。1978年、中央公論社(現中央公論新社)入社。おもに雑誌編集にたずさわり、「婦人公論」「中央公論」編集長を歴任。新潮社にて季刊誌「考える人」編集長を務めた後、株式会社ほぼ日入社。「ほぼ日の学校(のちに學校)」初代学校長を務める。2022年4月より、京都橘大学客員教授。著書に『言葉はこうして生き残った』(ミシマ社)、『「考える人」は本を読む』(角川新書)がある。読書案内人・編集者として活動中。 ▼本件に関する問い合わせ先 京都橘大学 企画部 広報課 住所:〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34 TEL:075-574-4112 FAX:075-574-4151 メール:pub@tachibana-u.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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