「メディア芸術データベース」 正式公開のお知らせ

独立行政法人国立美術館 国立アートリサーチセンター

マンガ・アニメーション・ゲーム・メディアアートの情報検索・表示機能が向上

 国立アートリサーチセンター(略称:NCAR、センター長:片岡真実)では、2023年度に文化庁から事業を継承した「メディア芸術データベース」(以下、本データベース)の機能を向上させ、2024年1月31日13時に正式公開します。 https://mediaarts-db.artmuseums.go.jp
 
 本データベースは、メディア芸術の作品が次の世代へと引き継がれていくために、マンガ・アニメーション・ゲーム・メディアアートの4つの分野について作品情報や複数の連携機関での所蔵情報を収集・整備するものです。
 メディア芸術へのアクセスおよびその保存・利活用の要となるデータ基盤の構築を目指し、2010年度に文化庁が本データベースの構築事業に着手し、2015年3月に開発版、2019年11月にベータ版を公開した後、2023年度からはNCARが事業を引き継ぎ運営しています。
 このたびの正式公開により、複雑なデータ構造をわかりやすく検索・表示するための機能向上とユーザーインターフェイスの改善を行ったほか、多様な情報の利活用をサポートするために、データ連携の基盤であるSPARQLクエリサービスを拡張しました。本データベースを通じて多くの方に情報収集や調査研究等で御利用いただき、メディア芸術作品に親しんでいただきたいと願っています。
 
分野と機関を横断する検索サービス
 メディア芸術データベースでは、主にマンガ分野の「単行本」「雑誌」、アニメーション分野の「テレビ番組」「劇場映画」「ビデオパッケージ」、ゲーム分野の「ゲームパッケージ」、メディアアート分野の「展示」「催事」などについて、作品に関する資料のタイトルや作者の他、一部では連携している施設での所蔵に関する情報を提供しています。
ウェブサイトの詳細検索サービス提供画面イメージ

 
データベースを支えるさまざまな施設・機関等との連携
 メディア芸術に関する貴重な作品や資料を次の世代に伝えていく基盤の整備に向けて、それらの保存の担い手である博物館・美術館・図書館といった施設や大学・研究機関などと連携・協力し、関連データの収集と公開に取り組んでいます。

連携機関(データ収集元)
  • 国立国会図書館(マンガ)
  • 明治大学 米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館(マンガ)
  • 京都国際マンガミュージアム(マンガ)
  • 大阪府立中央図書館 国際児童文学館(マンガ)
  • 熊本県菊陽町図書館(少女雑誌コレクション) (マンガ)
  • 北九州市漫画ミュージアム(マンガ)
  • 株式会社エム・データ(アニメーション)
  • 特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)(アニメーション)
  • 一般社団法人日本アニメーター・演出協会(JAniCA)(アニメーション)
  • 立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)(ゲーム)
  • 特定非営利活動法人ゲーム保存協会(ゲーム)
  • 特定非営利活動法人コミュニティデザイン協議会(CDC)(メディアアート)

連携データベース(データ提供先)
  • 国立国会図書館サーチ(マンガ)
  • ジャパンサーチ(アニメーション、ゲーム、メディアアート)

各分野のデータ提供件数
2023年1月19日現在

本データベースに関し、詳細は下記をご参照ください。
▶「メディア芸術データベースについて」
URL:  https://mediaarts-db.artmuseums.go.jp/about

 
国立アートリサーチセンターの事業について
 国立アートリサーチセンター(NCAR)は「アートをつなげる、深める、拡げる」をキーワードに、国内外の美術館、研究機関をはじめ社会のさまざまな人々をつなぐ新たな拠点として、2023 年 3 月に設立されました。
 これまでに、国立美術館のコレクションを活用した「コレクション・ダイアローグ」、「コレクション・プラス」や、「ソーシャルストーリー」の発行などに取り組んできたほか、9 月には、日本のアートに関するレファレンスツールの充足を目指し、日本のアーティストに関する総合事典「日本アーティスト事典(ベータ版)」を公開。公開後も情報をアップデートし、内容を充実させていきます。さらに 10 月には健康とウェルビーイングに関するフォーラムや作品の保存修復に関するワークショップ・講演会を開催、11月26日にはシンガポール・英国・フランス・米国から国立美術館長等の登壇者を招聘し、「ナショナル・アートミュージアム」の今日的役割や社会への貢献について考える設立記念シンポジウムを開催し、多くの方にご参加いただきました。
 今後もさらなる新たな取り組みを展開していきます。



 

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