「めちゃコミック」のアムタス、韓国のスタートアップ企業と資本業務提携

インフォコム株式会社

ファンコミュニティ市場における事業探索を推進

 インフォコム株式会社(東京都港区、代表取締役社長:黒田 淳) の連結子会社で、電子コミック配信サービス「めちゃコミック」を提供する株式会社アムタス(東京都港区、代表取締役社長:山下 正樹) は、韓国の縦読み漫画Webtoon(ウェブトゥーン)作家のファンコミュニティ・プラットフォーム「SHOULDER(ショルダー)」を運営する韓国のスタートアップ企業 株式会社ビーラプト(代表者:イ・ウォンジェ、以下、BeRapt社)と資本・業務提携契約を締結しました。
 

【背景】
 近年のSNSの発達等により、消費者とクリエイターとの距離が近づき、両者が直接コミュニケーションを取る中でコンテンツやサービス等の提供を行う「クリエイターエコノミー」と呼ばれる経済活動が活発化しています。この経済圏の市場規模は、国内で 1.65兆円(2022年、前年比21.9%増)、グローバルで 15.1兆円(2021年)(※1)と推計されており、クリエイターは自身のファンコミュニティを形成するなどし、消費者と直接ビジネスを行う動きが高まっています。
 BeRapt社は、2023年6月から、Webtoon分野に特化した初のファンコミュニティ・プラットフォーム「SHOULDER」を運営しています。「SHOULDER」は、ユーザが、好きな作家の設けるファンページを定期購読したり、投げ銭を行うことで、作家の後援を行いながら、投稿される限定コンテンツを楽しんだり作家と直接コミュニケーションを取ったりすることが可能なサービスです。サービス開始から5カ月で登録作家数は1,300人、登録ユーザ数は50,000人を超え、利用者数は急速に増加しています。
 アムタスは、国内外における電子コミック配信事業のさらなる成長と事業領域の拡大を図っています。今回の資本業務提携は、グローバルで市場成長中のWebtoonと連動して成長が見込まれるファンコミュニティビジネスの事業探索を行うことを目的としています。
(※1)出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング 国内クリエイターエコノミーに関する調査結果(2023年)

【概要】
 今回、アムタスは、BeRapt社の第三者割当増資を引き受け、アムタスの連結子会社であり韓国で電子コミック配信サービスを運営する株式会社ピーナトゥーン(代表理事チェ・シンヘ、以下Peanutoon)と、BeRapt社の三者間で業務提携契約を締結しました。まずは、韓国国内におけるPeanutoonとBeRapt社の協業により、Webtoon配信サービスとWebtoon作家のファンコミュニティ・プラットフォームの連携等、作家への新たな収益機会の提供やファンのエンゲージメント強化に向け取り組みます。

【今後の展開】
 インフォコムは中期経営計画(2023~2025年度)にて、基本方針の一つに「成長の追求」を掲げ、重点事業の一つである「電子コミック」について事業領域の拡大を図っています。今回のBeRapt社との資本・業務提携を通じて、日本・北米を含むグローバルファンコミュニティ市場への展開を目指します。

■BeRapt社について https://www.berapt.com/
 BeRapt社は、Webtoon作家、イラストレーターなどのコンテンツを制作するクリエイターに、オンラインビジネスソリューションを提供します。作家には収益、ファンには楽しさを提供する作家ファンコミュニティ・プラットフォーム「SHOULDER」を運営しています。

<インフォコムグループについて https://www.infocom.co.jp/
 インフォコムグループは、医療機関や一般企業向けに情報システムを提供するITサービス事業と、一般消費者向けに電子コミック配信サービス「めちゃコミック」を提供するネットビジネス事業を展開しています。 
[インフォコム株式会社] 代表取締役社長 黒 田 淳、1983年設立、東証プライム
連結売上高703億円、連結従業員数1,281名(2023年3月期)

※本資料に記載された会社名、サービス名及び製品名等は該当する各社の登録商標または出願中の商標です。

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