【ユビテック】クラウド型安全運転支援サービス「D-Drive」 安全運転管理の業務負担を削減するアップデートを実施
アナログ管理からクラウド管理への移行を身近に
株式会社ユビテック(本社:東京都港区、社長:大内 雅雄)は、2024年1月に、白ナンバー事業者の安全運転管理を包括的にサポートするサービス「D-Drive」をアップデートしますのでお知らせします。管理者・運転者双方の業務負担を削減するため、新たに「活用中のアルコール検知器を用いたチェック結果の管理」「オドメータ―(積算走行距離計)値による走行距離の自動算出」「免許証の有効期限管理」の3つの機能を追加します。1. アップデート内容
(1)活用中のアルコール検知器を用いたチェック結果の管理が可能 DX化のきっかけに
「D-Drive」は、これまで専用のアルコール検知器を用いて検査することが必要でしたが、お手持ちのアルコール検知器の情報と運転日誌の情報を一括で管理できるようになります。運転日誌にてアルコールチェックの時間や検査結果を効率的に管理できます。また、本アップデートにより、(1)通勤など業務時間外の走行記録を区分して保存、(2)点呼委託業者の使用、(3)週報・月報に総走行距離、総運転距離の表示、が可能となります。
(2)オドメータ―値の撮影でも走行距離を自動計算 運転日誌作成・車両管理の効率化に
道路交通法では、安全運転管理者が運転者に対し、「氏名」「運転の開始および終了の日時」「運転した走行距離」を記載できる運転日誌を備えることを義務付けています。「D-Drive」では、GPSの情報から運転日誌を自動作成できますが、乗車前後のオドメータ―(積算走行距離計)値の撮影でも自動的に走行距離を算出できるようになります。記録されたデータから月ごとの車両走行距離・車両稼働率も自動で表示するため、車両管理の効率化にも役立ちます。
(3)免許証の有効期限の管理機能 運転者の管理を効率化
運転免許証有効期限切れが起きないように、免許証の有効期限が管理できます。日々の運転者管理の効率化に役立ちます。
2. 今後の展開
ユビテックは、企業理念「人と社会に安全と快適を」のもと、IoT×AI・データ活用をコア技術とし、ドライバーなど「ヒト」にまつわる「危険予知・予防」をコンセプトとしたサービスを展開してまいります。また、SaaSによって機能のブラッシュアップやサービス連携を進め、企業経営の安全性と生産性の向上を目指した付加価値の創造を続けてまいります。
■「D-Drive」のコンセプト
「運転前アルコールチェックの徹底」(自動制御機能)、「アルコールチェックの記録」(酒気帯び確認機能)、「運転日誌の管理」「車両の稼働率の可視化」(運行管理、車両管理機能)を行います。
※体調変化の検知・危険運転検知は順次サービス提供を開始する予定です。
■「アルコール・インターロック」機能の提供(専用アルコール検知器利用時)
ユビテックでは、お客さまのご要望に応じて「アルコール・インターロック」機能を提供しています。「アルコール・インターロック」とは、「一定濃度以上のアルコールが呼気から検出された場合にエンジンを始動できないようにする機能」です。アメリカなどでは、常習飲酒運転者の対策としても活用されています。
D-Driveの「アルコール・インターロック」は、「D-Drive」専用のアルコール検知器を活用し、ドライバーがアルコールチェックをクリアしたあとにのみ、デジタルキーが発行され、エンジンロックが解除される仕組みです。ユビテックでは、2008年にオリックス自動車向けに車載システムを開発したことを皮切りに累計で14万台以上の車載システムを市場に出しており、この車載システムの技術を応用して開発しました。
(※株式会社ユビテックはオリックスグループです)