【オリックス銀行】ポジティブ・インパクト・ファイナンスを初実行
企業活動を通じた成果指標の設定・達成を支援し、SDGsに貢献
オリックス銀行株式会社(本社:東京都港区、社長:錦織 雄一)は、本日、株式会社And Doホールディングスに対し、ポジティブ・インパクト・ファイナンス(以下、「PIF」)を実行しましたので、お知らせします。PIFの実行は、当社として初めての取り組みとなります。PIFとは、企業活動が経済・環境・社会の3つの側面にもたらすインパクトを包括的に分析・評価し、ポジティブな影響の増大およびネガティブな影響の低減を支援する融資手法です。金融機関は、融資先となる企業の事業活動を分析し、達成すべき業績評価指標(KPI)の設定と施策の策定を支援するとともに、達成状況を継続的にモニタリングします。
本取組において、当社はAnd Doホールディングスに対し、住みよい街づくりや環境負荷の低減、同社内の働きやすい環境づくりなどにつながる4つの業績評価目標(KPI)と、目標達成に向けた具体的な施策を設定しました。なお、本PIFおよび当社のPIFの実施体制について、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、国連環境計画金融イニシアティブのポジティブ・インパクト金融原則に適合していることの第三者意見を取得しています。
当社は、これまでにグリーンローン※1やサステナビリティ・リンク・ローン※2など、ESG(環境・社会・企業統治)やSDGs(持続可能な開発目標)などを考慮した融資に取り組んできました。今後も、持続可能な社会の実現につながる企業活動を後押しするファイナンスを推進し、社会課題の解決に貢献します。
※1 2021年8月19日付プレスリリース「当社初、メガソーラーへ「グリーンローン」を提供」(https://www.orixbank.co.jp/contents/news/assets/pdf/20210819.pdf)
※2 2023年7月3日付プレスリリース「初のサステナビリティ・リンク・ローンを実行」(https://www.orixbank.co.jp/contents/news/assets/press_orixbank_20230703_2_1.pdf)
■本ポジティブ・インパクト・ファイナンス概要
■本PIFにおけるインパクトの評価と設定したKPI
■ポジティブ・インパクト・ファイナンス評価書(全文)
https://www.orixbank.co.jp/aboutus/sustainability/impactfinance/pdf/231225_report.pdf