日本初※再来受付機とオンライン資格確認対応顔認証付きカードリーダーが連携 国保旭中央病院にて運用
地方独立行政法人 総合病院 国保旭中央病院(所在地:千葉県旭市)には本連携を先行導入し、運用を行っております。患者様の利便性向上および窓口スタッフ様の業務負担軽減に貢献し、病院DXの推進を支援してまいります。
※自社調べ
『マイナタッチ』サイト:https://almex.jp/mc/products/examination/mynatouch.html
■『Sma-pa TERMINAL』と『マイナタッチ』連携の背景・効果
従来、医療機関における健康保険証の確認は、窓口スタッフ様が目視で確認・登録作業を行っていましたが、マイナンバーカードを利用したオンライン資格確認対応顔認証付きカードリーダーの普及により、作業の自動化が進んでいます。
しかしながら、再来受付機を利用する場合は、受付後、再度窓口へ並び健康保険証や、マイナンバーカードによる資格確認も行う必要があるため、患者様にとっては二度手間となり負担がかかることが課題でした。
『Sma-pa TERMINAL』と『マイナタッチ』の連携により、一カ所で受付と資格確認が可能になり、患者様の利便性はもとより窓口スタッフ様の資格確認業務の負担軽減に大きく寄与します。また、診察券を利用し受付を行っている場合には、マイナンバーカードのみで受付~資格確認までを行うことが可能となります。
■国保旭中央病院への先行導入・運用
国保旭中央病院は、1日に2,430人の外来患者様が利用する日本でも有数の大病院です。国保旭中央病院に9月より『Sma-pa TERMINAL』と『マイナタッチ』の連携を12台先行導入し、運用を行ってまいりました。病院では、多くの患者様が来院するため、受付プロセス改善が極めて重要な課題となっていましたが、今回の導入で患者様の動線がスムーズになり、受付プロセスも短縮されました。
*参考動画:デジタル庁 公式X(旧Twitter)
https://twitter.com/digital_jpn/status/1722924739881320567
診療支援・企画情報局 医療情報室 金谷様のコメント:
再来受付機とオンライン資格確認端末の連携により、患者さんの受付プロセスが短縮されたほか、保険証の確認がマイナンバーカードによって行われるため、データの正確性が向上しました。
日本初である再来受付機とオンライン資格確認端末連動の運用が実現したことは、日本の医療機関において画期的な取り組みであり、DXによる人手不足解消や働き方改革にも大きく寄与するものと考えています。
病院概要:
病院名:地方独立行政法人 総合病院 国保旭中央病院
住所:千葉県旭市イの1326番地
理事長:吉田 象二
病院長:野村 幸博
病床数:一般763床、精神220床、感染6床
診療科目:40科
病院サイト:https://www.hospital.asahi.chiba.jp/
■製品概要
『Sma-pa TERMINAL』:
情報やサービスの提供、各種の支払いや手続きなどに用いられているKIOSK端末の機能を、病院のオペレーションに合わせて、保険証確認、再来受付、診療費後払いシステムなどから自由に組み合わせることができる製品です。
『マイナタッチ』:
マイナンバーカードを利用したオンライン資格確認対応の顔認証付きカードリーダーとして認証を受けた製品で、2021年10月より運用を開始しています。医療機関で受付時、本人確認や保険資格の確認に活用できます。
当社が提供する再来受付機『APS-NEXT』や『APS-3300M』でも、『マイナタッチ』との連携を予定しており、今後も病院DXの推進を支援してまいります。