USEN-NEXT GROUP初、生成AI「Buddy」を開発 全社員へ展開

株式会社USEN-NEXT HOLDINGS

―業務時間を年間50万時間削減、生産性向上へ―

 株式会社USEN-NEXT HOLDINGS(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:宇野 康秀、以下、当社)は、当社グループで初めて「Microsoft Azure」上の「Azure OpenAI Service※1」を社内環境にあわせて開発した生成AI「Buddy(バディ)」を、本日よりグループ全社員約5,000名※2に展開します。
 今後は「Buddy」を活用し、社内業務の効率化を進めることでグループ全体の生産性向上を目指します。
※1 AIの開発を行う団体であるOpenAIの技術を、マイクロソフト社が企業向けに提供するサービス
※2 2022年8月時点
■「Buddy」開発背景・活用で目指すこと
 昨今、生成AIの技術は急速に発展しており、ビジネスへの活用にも注目が集まっています。当社ではAI技術を通した既存業務の効率化を目的に「AI業務改革支援部」を新設し、生成AI「Buddy」の開発に至りました。
 グループ全体で「Buddy」を利用することで、年間約50万時間※3の業務時間削減を見込んでおり、それによって生まれた時間を新しいアイディアや価値の創出などにあてることで、グループ全体の生産性向上を目指します。
※3 社員1名あたりの業務時間を年間約100時間削減できると想定した場合に、グループ全社員約5,000名×約100時間=年間約50万時間の削減見込み

■「Buddy」概要
 「Buddy」は、「Azure Open AI Service」の「GPT-4※4」を利用しており、指示や質問を入力すると会話形式で回答が生成されるため、業務をサポートするアシスタントとしての役割が期待できます。3つの種類(Web、チャット、表計算ソフト)から機能や用途に応じて、質疑応答、スライドのアウトライン作成、アイディア出し、コード作成など、幅広いタスクに活用できます。また今後、社員のニーズに応じて機能の改良・拡張も進めてまいります。
※4 OpenAIが開発した最新の大規模言語モデル

セキュアな環境の構築
 「Buddy」はAIが入力情報を学習しない仕様かつ、社内接続に限られたセキュアな環境での利用となるため、社内情報の入力が可能です。

種類 
① Web版:表やCSVなどで出力、回答引継ぎ※5が可能。
② チャット版:移動中や外出先からでもスマートフォンで手軽に利用可能。
③ 表計算ソフト版:表計算を利用している業務に特化、データの整理や分析が容易。(リストの体裁統一など)
※5 前回の入力した内容をもとに回答を生成

➀ Web版利用イメージ

② チャット版利用イメージ

③ 表計算ソフト版利用イメージ


セキュリティ順守のための取り組み
 「Buddy」の利用においては、生成された回答が必ずしも正しいとは限らないため、回答の裏付けや、不適切な表現が含まれていないかなどの確認を徹底し、回答をそのまま利用する場合は「生成AIにより作成しました」と明記するなどのルールを設けるとともに、全社員に対して定期的なセミナーを実施します。

 当社は「Buddy」をはじめとする社内DXの推進により、グループ全体の生産性を高め、より一層お客様や社会へ革新的な製品・サービスを提供し、今後も必要とされ続ける企業を目指してまいります。

■商標について
 Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationおよびその他の国における登録商標または商標です。その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

■会社概要
会社名:株式会社USEN-NEXT HOLDINGS
所在地:東京都品川区上大崎三丁目1番1号 目黒セントラルスクエア
代表者:代表取締役社長CEO 宇野 康秀
設立:2009年2月
コーポレートサイト:https://usen-next.co.jp

*本プレスリリースのアウトラインは「Buddy」を元に作成しました。

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