札幌大学（札幌市豊平区／学長：大森義行）は、9月6日（水）～8日（金）の三日間、「第2回三大学学生交流課題研究会議」を開催した。札幌大学は鹿児島国際大学および松本大学と三大学間包括連携協定を締結しており、この事業では、三大学の学生が地域や社会的課題についての議論や交流等を行うことを目的としている。会議は年に一度開催され、会議後には議論した内容が方策や提言として発表される。
札幌大学で開催された今年度の会議のテーマは「食と観光」。総勢21名の学生（札幌大学：8名、鹿児島国際大学：6名、松本大学：7名）が交流を深めた。
会議の一日目となる9月6日（水）には、学生たちは民族共生象徴空間ウポポイを訪問。民族共生象徴空間ウポポイでは、札幌大学ウレシパクラブに所属する学生がガイドとして施設案内を担当し、学生たちは北海道の歴史や文化を語る上で欠かすことのできないアイヌ文化についての学びを深めた。
二日目の9月7日（木）には、各大学によるプレゼンテーションのほか、三大学混成のグループワークとディスカッションが行われた。
最終日の9月8日（金）には、グループ発表と講評が行われたほか、グループごとに市内巡見を実施。時計台やJRタワーなどの観光名所への訪問に加え、北海道の食文化を堪能できる「さっぽろオータムフェスト」も体験した。
＜各グループが議論したテーマ＞
Aグループ『各地域での食文化の違い』
Bグループ『各地域が食と観光を通じて魅力を伝えるために、大学生ができること』
Cグループ『観光で食を楽しむために～観光客が楽しむには食べ歩きかお店で楽しむか～』
Dグループ『食をメインとした観光スタイルを持続化させるためには何ができるか』
来年度の三大学学生交流課題研究会議は鹿児島国際大学で開催される予定となっている。
（関連記事）
・札幌大学が、松本大学および鹿児島国際大学との三大学包括連携協定を締結
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・第2回 三大学学生交流課題研究会議を開催しました（札幌大学HP内）
https://www.sapporo-u.ac.jp/news/contribution/2023/09155155.html
・札幌大学地域連携センターニューズレター（札幌大学HP内）
https://www.sapporo-u.ac.jp/img/nl22.pdf
・サツダイ：みらい志向プログラム（札幌大学HP内）
https://www.sapporo-u.ac.jp/univ-guide/ms-program/
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