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ものつくり大学(埼玉県行田市/学長:國分泰雄)は、2023年9月16日(土)に、市民特別公開講座「世界を変えたモノに学ぶ カップ・マルタンの休暇小屋」を開催します。2011年「世界を変えたモノに学ぶ/原寸プロジェクト」として、ル・コルビュジエの終の棲み家「カップ・マルタンの休暇小屋」を2010年から2012年にかけ、本学学生と教職員のチームが現地にて実測し、キャンパス内に精巧に再現しました。この度、フランスでの実測から学内での建設までをまとめた「図解 世界遺産ル・コルビュジエの小屋ができるまで -カップ・マルタンの休暇小屋、現地実測図面集-」の出版を記念し、公開講座を開催します。
ものつくり大学では、2001年の開学当初より「ものづくり」をテーマに一般向けの公開講座を開催してきました。2023年度の市民特別公開講座は、本学のキャンパス内にある「カップ・マルタンの休暇小屋」の実寸大レプリカの制作を通じて見えてきた、ル・コルビュジエの思想について講演します。
ル・コルビュジエ(1887~1965年)は、スイス生まれのフランス人建築家で、近代建築の4大巨匠のひとりと言われています。
講座では、第1部にパリにある財団から認定された「カップ・マルタンの休暇小屋」の見学を行います(第2部講演会参加者限定、先着50名)。第2部では、本学名誉学長で日本ものつくり学会会長の赤松明氏と、2023年3月に出版された「図解 世界遺産ル・コルビュジエの小屋ができるまで -カップ・マルタンの休暇小屋、現地実測図面集-」の著者である、本学名誉教授の藤原成曉氏と八代克彦氏による出版記念講演会を実施いたします。受講費は無料。第2部の講義の定員は150名です。
なお、本学図書館・メディア情報センター内のIOT INFORMATION GALLERYにて、「カップ・マルタンの休暇小屋」の動画による紹介や、藤原成曉氏のドローイング(版画)などを公開しています。期間は9月29日(金)まで(入場無料)。
<講師プロフィール>
赤松 明(あかまつ あきら)
博士(農学)職業訓練大学校木材加工科卒業後、職業能力開発大学校造形工学科助教授、ものつくり大学学長を経て、現在ものつくり大学名誉学長、日本ものつくり学会会長。
藤原 成曉(ふじわら なりあき)
武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、鬼頭梓建築設計事務所を経て藤原成暁設計室設立。ものつくり大学名誉教授、日本工学院専門学校非常勤講師。
八代 克彦(やしろ かつひこ)
博士(工学)。東京工業大学工学部建築学科卒業後、中国政府給費留学生として黄土高原の洞穴住居窰洞(ヤオトン)研究で西安冶金建築学院(現西安建築科技大学)に2年間留学。その後、札幌市立高等専門学校(現札幌私立大学)を経て、現在ものつくり大学名誉教授。
【日時】2023年9月16日(土)
第1部 11:30~12:30
第2部 13:30~15:30
【会場】ものつくり大学中央棟C1010大講義室
【定員】150名(第1部は、第2部講演会参加者限定で先着50名)
【参加費】無料
【申込受付期間】2023年9月8日(金)
【主催】ものつくり大学、行田市
【協力】日本ものつくり学会、公益財団法人 埼玉県芸術文化振興財団(埼玉会館)
お申し込みフォーム
https://www.iot.ac.jp/exchange/regional/openlecture/2023form/
公開講座一覧ページ
https://www.iot.ac.jp/exchange/regional/openlecture/
▼本件に関する問い合わせ先
ものつくり大学 広報地域交流係
TEL:048-564-3906
メール:koho@iot.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/