『三菱地所のリフォーム』木と寄り添う暮らしを提案する新商品「KIGOCOCHI」
木を活かすことで住まいの居心地の良さを追求するマンション木質リフォーム
三菱地所ホーム株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:細谷 惣一郎、以下「当社」)は、三菱地所グループのリフォーム事業ブランド『三菱地所のリフォーム』において、木を活かすことで住まいの居心地の良さを追求するマンション木質リフォーム商品「KIGOCOCHI(キゴコチ)」のティザーサイトを2023年7月27日にオープンします。※商品の提案・販売、ショールームオープンは2023年10月中旬の予定です。
1.「KIGOCOCHI」とは
「KIGOCOCHI」は「木」の可能性を見出すことにより、住まいの居心地の良さを徹底的に追求した、三菱地所ホームによるマンションリフォームの提案です。木質リフォーム「KIGOCOCHI」は、「KI=木」から得られる「IGOKOCHI=居心地」の良さを追求することから名付けています。表面的に木を使用するのではなく、家の中に木の塊(コア)を機能的にレイアウトし、人間が木に囲まれたり、大木に寄りかかったりするときに得られる居心地の良さを再現することで、都市部マンション居住者向けに「木と寄り添う暮らし」を提案します。
2.「KIGOCOCHI」開発の背景
昨今、環境問題や社会課題・SDGsを背景に、戸建建築や中大規模木造建築など、新築の建築物において木造木質化の取り組みが盛んになっています。こうしたトレンドの中で、マンションは既存の建物躯体の構造や間取り上の制限など、様々な要因から木造木質化を図ることが難しい環境にあり、マンション居住者が木造木質化を享受する機会は少ない状況にあります。地球環境に配慮した木に関する建築事業を39年間に渡り展開してきた当社は、より住み心地の良い空間を求めるマンション居住者に向けて、木や自然の気配を感じられる住まいの「居心地の良さ」を追求した住空間を提案するために「KIGOCOCHI」の開発に至りました。
3.「KIGOCOCHI」の特長
インテリアや家具市場において、ウッドラミネートなどの表面材としての木材が普及する中、「KIGOCOCHI」は木を表層的な素材として扱うだけでなく、改めて木が持つ本来の生命力に着目し、本物の木ならではの魅力をデザインすることで居心地の良さを追求するリフォーム商品です。デザインは株式会社トラフ建築設計事務所が監修しています。
「KIGOCOCHI」は、住まいに必要な機能をまとめた「コア」を木で包み、家の中に大木のような存在を創り出し、木に寄り添うような居心地の良い空間を設計します。使い込むほどに美しさを深める木は、10年後、20年後と、徐々にその表情が変わり、時を経るごとに愛着を持てるような空間へと変化します。
4.「KIGOCOCHI」のプラン
「水回り」「キッチン・家具・スタディスペース」「玄関・寝室」で構成される3つの木のコアの配置によって、様々なレイアウトを提案します。従来の狭い廊下と閉じた個室、といった都市部のマンション特有の構成を解体し、より柔軟な空間の使い⽅を可能にします。このプランによって、緑に触れることが少ない都市部のマンションであっても木や自然の気配を感じることができ、木の細やかな配慮や気配りを体感いただける空間が誕生します。
- 国産ヒノキ材を使用し、木の塊(コア)として設計。住まいに必要な機能を「コア」と定義し、木で居心地の良さを追求。
- 「コア」の配置で、狭い廊下と閉じた個室といった従来の間取りを解体し、柔軟で回遊性の高い空間を可能にします。
- 人間の五感に訴えかける木のディティールや木の経年変化により、使い手に愛着をもたらします。
5.「KIGOCOCHI」のデザインコンセプト
【KIGOCOCHI ブランドロゴ】
「木の塊(コア)」を配置したときに創り出される自由な動線。
それに沿って「KIGOCOCHI」のアルファベットが軽やかに動くブランドロゴとしました。一見シンプルでありながら、本製品がもたらす価値をアイコニックに表現したデザインになっています。
6.「KIGOCOCHI」のティザーサイト
7.ショールーム概要
「KIGOCOCHI」の誕生にあわせて、『三菱地所ホーム株式会社 みなとみらいショールーム』を、2023年10月中旬にリニューアルオープンし、「KIGOCOCHI」の空間づくりを実際にご覧いただくことができます。長年に渡り木造住宅をつくり続けてきた当社だからこそ実現できる木と寄り添う暮らしの提案をぜひショールームでご体感ください。
・名称:三菱地所ホーム みなとみらいリフォームショールーム
・オープン予定日:2023年10月中旬
・所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1
・TEL:0120-429-115
・営業時間:10:00~18:00
・定休日:水曜日、日曜日(祝日を除く)
・アクセス:JR京浜東北・根岸線、横浜市営地下鉄
(ブルーライン)「桜木町」駅より徒歩約9分
みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩約4分
※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
※「横浜ランドマークプラザ・タワー」内からは入れません。「けやき通り」よりお越しください。
・URL:https://www.mec-reform.com/showroom/
8.三菱地所ホームが推進する木造木質化のプラットフォーム『KIDZUKI』
『KIDZUKI』は、当社が長年木造建築に携わる中で培ってきた「木」を大事にしたいという想いから立ち上がった、木造木質化を推進するプラットフォームです。木に対する想いに共鳴する人々や企業が集まり、暮らしと共にある木の存在への気づきを創発し、木の新たな価値を築き上げる様々なプロジェクトに取り組みます。
住宅メーカーをはじめ、製材や加工工場、クリエイターやデザイナー、行政や教育機関など、多様な分野から『KIDZUKI』に集まった仲間と、「木」という共通テーマを通じた交流とネットワーク構築を推進します。木に関する課題と解決を循環させることで、木を媒介とした持続可能な社会に貢献するためのロードマップを描いています。
「KIGOCOCHI」は、木質商品を展開していく当社と『KIDZUKI』のネットワークで繋がった木材業者と設計事務所の協力のもとでアウトプットされた商品です。
【公式サイト】 https://kidzuki.jp/
9.関係者プロフィール
空間設計:株式会社トラフ建築設計事務所
鈴野浩一(すずの こういち)と禿真哉(かむろ しんや)により2004年に設立。建築の設計をはじめ、インテリア、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など活動は多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる。主な作品に「テンプレート イン クラスカ」、「NIKE 1LOVE」、「港北の住宅」、「空気の器」、「ガリバーテーブル」、「Big T」など。「光の織機(Canon Milano Salone 2011)」は、会期中の最も優れた展示としてエリータデザインアワード最優秀賞に選ばれた。2015年「空気の器」が、モントリオール美術館において、永久コレクションに認定。
【公式サイト】 http://torafu.com/about