【オリックス生命保険】AIを活用し引受範囲を拡げる「新引受査定ルール」構築に着手

オリックス株式会社

より多くのお客さまに安心をお届けすることを目指して
SCOR SEのAIモデル「バーチャルアンダーライティング」を活用

オリックス生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、社長:片岡 一則)は、このたび、傷病を理由としてこれまで保険にご加入いただけなかったお客さまへ引受範囲を拡大する「新引受査定ルール」構築に着手したことをお知らせします。

引受査定業務において、SCOR SE(本社:フランス、CEO:Thierry Leger)のAIモデル「バーチャルアンダーライティング」(以下、VUW)を活用し、2023年内に新ルールでの運用を開始する見込みです。

 
VUWは、保険会社が持つビックデータを活用し、傷病ごとの給付発生率をAIでシミュレーションする技術です。当社が長年蓄積してきた給付金支払いデータなどを基に、これまで引き受けできない一部の傷病をお持ちの方※1を対象に、無条件でご加入いただいた場合の仮想シミュレーションを行った結果、医療保険をはじめとした該当商品の保険料や保障内容等を変えずに引受範囲の拡大が可能であることが確認されました。



お客さまの告知頻度が高い6傷病から対象範囲を順次拡大し、検証を進めます。今後、新ルールを適用した場合、これまで特別条件付き※2でのみお引き受けしていた傷病において、約90%が無条件※3でのお引き受けが可能となる見込みです。

医療技術は日々進歩し、完治可能な傷病や再発を抑えられる傷病は増加しています。オリックス生命は、社内に蓄積されたデータとAIを組み合わせて有効活用することで、これまで以上に幅広いお客さまへ保障を提供していきます。

※1 ご加入いただく時点で傷病をお持ちの方・当社が求める告知期間内に治療等がある方を含みます。
※2 被保険者の健康状態や過去の病歴などに応じて契約に付帯される条件のことをいいます。

※3 告知時点で治療中のお客さまは除きます。

■SCOR SE概要
SCOR SEはフランスのパリに本店を置く再保険会社です。グローバルカンパニーとして多様で革新的な再保険・保険ソリューションとサービスを160ヶ国以上の国・地域のお客さまに提供し、リスクをコントロール・管理しています。「The Art & Science of Risk」を企業テーマとし、業界で認められた専門知識と最先端の金融ソリューションを展開しています。

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