総額100億円のイノベーション投資ファンドを創設

三菱HCキャピタル株式会社

スタートアップ企業との共創により、新サービスの創出や新事業の開発を促進

 三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役 社長執行役員:久井 大樹/以下、当社)は、このたび、スタートアップ企業を対象とした投資枠「イノベーション投資ファンド」(以下、本ファンド)を創設しました。本ファンドの総額は、今般の2023~2025年度中期経営計画(以下、2025中計)の3年間で100億円に設定、2023年4月1日より運用を開始しています。

 本ファンドは、当社が「10年後のありたい姿」に掲げた「未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター」の実現に向けて、投資を起点としたスタートアップ企業とのオープンイノベーションを通じた、新サービスの創出、新事業の開発の促進を目的としています。
 本ファンドにおいて投資対象やその条件、検討プロセスを設定したうえで、投資の実行権限を営業組織に移譲することで、迅速な投資の実行を可能とし、スタートアップ企業とのイノベーションにむけた取り組みを加速します。

 当社は、2025中計を「10年後のありたい姿」の実現にむけた3次(「ホップ」・「ステップ」・「ジャンプ」)にわたる中期経営計画の「ホップ」のフェーズに位置づけ、その後の飛躍に繋がる「種まき」と「足場固め」をキーワードに取り組んでいきます。
 具体的には、「事業戦略」「経営基盤強化戦略」に加えて、この2つを支える「変革を促す仕組み」を構築、推進することで、経営計画の達成を図ります。そして、この変革を促す仕組みとして、効率的な意思決定プロセスの形成や権限移譲を進めることで、変革に資する施策の実行体制を構築します。本ファンドの創設は、この変革を促す施策の一つとなります。

■イノベーション投資ファンドの概要
 当社は「10年後のありたい姿」の実現のため、「CX:Corporate Transformation(全社的変革) / Customer Experience(顧客価値の創造)」を推進しています。本ファンドは、CXの実行にむけて取り組む、マテリアリティ(重要課題)への対応やデジタル技術の活用等による「SX:Sustainability Transformation / DX:Digital Transformation」、ならびに「事業ポートフォリオ変革」に資する非上場のスタートアップ企業を投資対象としています。投資の実行により、新事業の開発に加えて、既存ビジネスの高付加価値サービス化、さらには、その収益力向上と効率化を図ることで、イノベーションの創出、ビジネスモデルの進化・積層化を実現していきます。

 
 名称    :イノベーション投資ファンド
 投資期間  :2023年4月1日~2026年3月31日(3年間)
 ファンド総額:100億円
 投資主体  :当社、または、当社グループ会社

 
■三菱HCキャピタルグループについて
 三菱HCキャピタルグループは、“未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター”を「10年後のありたい姿」に掲げ、その実現にむけて、ファイナンスに加え、データアセットの潜在価値を最大限に引き出しつつ、それらを活用したサービスや事業経営などに取り組むことで、「ビジネスモデルの深化、積層化」を進めていきます。
 わたしたちは、絶えず変化する社会やお客さまのニーズに応えるべく、地球環境に配慮し、独自性と進取性のある事業を展開することで、明るく希望に満ちた未来社会、豊かな暮らしの実現に貢献していきます。
 詳しくは、三菱HCキャピタルのウェブサイトをご覧ください。
 https://www.mitsubishi-hc-capital.com/
 

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