仙台開発センター(古川)R&D新棟の開所式で、産学官連携を強化
東北からグローバルの技術革新を牽引する中核拠点
アルプスアルパイン株式会社(TOKYO:6770、代表取締役社長: 栗山年弘、本社:東京都大田区、以下「アルプスアルパイン」)は、宮城県大崎市の仙台開発センター(古川)内にR&D新棟を竣工し、5月25日に開所式を執り行いました。【開所式について】
アルプスアルパインは、開発・生産拠点のある東北地方を中心として産学官連携を強化し、地域産業の活性化や、大学との共同研究開発および人材育成などを推進しています。このたびのR&D新棟開所式では、経済産業省東北経済産業局の小林和昭氏と、国立大学法人東北大学理事の植田拓郎氏よりご挨拶をいただきました。また、特別公演として、東北大学電気通信研究所教授・副所長、サイバー&リアルICT学術融合研究センター長の北村喜文氏より、「非言語情報が拓く人間性豊かなコミュニケーション ~サイバー空間とリアル空間を活用するヒューマン コンピューターイントラクションの研究~」についてお話しいただきました。ほか、東北地方の国公立大学や高等専門学校、行政機関、企業よりご来賓をお迎えし、つながりを深める場となりました。
【仙台開発センター(古川)R&D新棟の役割について】
仙台開発センター(古川)は、グローバルの技術革新を牽引する中核拠点として、各製品の研究開発やソフトウェア開発を強化していきます。R&D新棟には、これまで各地に分散していたIC開発、車載センサー並びにコンポーネントなどの開発機能を集約しました。最先端の設備や、オープンな施設デザインにより、国や事業分野を超えて社員がつながり技術談義を行なうことで、組織間シナジーや新たな価値を創造します。またアルプスアルパインは、今年3月1日、東北大学と未来価値創造につながる研究テーマの発掘と推進を行う『アルプスアルパイン×東北大学 つながる価値共創研究所』を設置したことをはじめ、地域における産学官連携の「要」としての機能も担っています。あらゆる「知」とボーダレスにつながりながら、オープンイノベーションによる新しい社会価値・顧客価値の共創を進めていきます。