【オリックス】ビジネス書類の電子保管サービス「PATPOST」を開始
改正電帳法対応のストレージサービスを1IDあたり月額980円から提供
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、本日より、ビジネス書類の電子保管サービス「PATPOST」の提供を開始しますのでお知らせします。「PATPOST」は、独自のAI-OCR※1技術により、高い精度で文字をテキストデータに変換し、クラウド上のストレージに書類を保管できるサービスです。また、保管機能に加えて、請求書や見積書、領収書などのさまざまなビジネス書類をシステム上にアップロードするだけで、取引先や取引金額、取引日などの項目を自動でデータ化できます。社内のみならず、税理士の方々とのシームレスかつ効率的な情報の共有・管理を実現します。
1IDあたり月額980円から※2利用可能で、これまで会計ソフトや経費精算ソフトに分散していた書類の管理負担を大幅に軽減するとともに、2024年1月に施行予定の改正電帳簿保存法※3の対応に必要な書類の仕分けから保管までの作業時間を10分の1程度に削減できます※4。
また、2023年10月には消費税インボイス制度が施行されるなど、中小企業を含むすべての企業に対して、書類の電子化対応が急速に求められています。「PATPOST」は、これらの制度対応に必要な国税庁指定のシステム要件を満たしており、将来的には国税庁のデータベースなど外部サービスとのAPI連携も展開する予定です。
オリックスは、企業のDX推進やIT化促進など、デジタル事業領域においても社会のニーズを先取りし、企業が抱えるさまざまな課題の解決に貢献してまいります。
※1 Optical Character Recognition。活字や手書き文字などを画像データとして取り込み、編集可能なテキストデータに変換する技術。
※2 3IDから年間契約で申し込み可能(初年度2カ月無料トライアル可能)。税理士の方は、3IDまで無償で利用可能。
※3 国税関係帳簿書類の電子的な保存の要件緩和と同時に、電子的に授受された請求書や領収書等の一定要件を満たす電子保存を義務化した法律
※4 当社試算による
■PATPOST機能概要
■使用イメージ図