2023年3月9日(木)・10日(金)、福岡女学院大学・福岡女学院大学短期大学部(学長:伊藤 文一/福岡市南区)では、卒業式が執り行われ、1964年に開学した福岡女学院短期大学の第一期生以来、代々の卒業生へ引き継がれてきたガウン・キャップを着用した式が復活した。
2019年より猛威を奮う新型コロナウイルスの影響により、この3年間はガウン・キャップの着用が見送りとなっていたが、今年度より復活となった。
今年度の卒業生は、学内行事の制限や構内への立ち入り制限によるリモート授業など特に新型コロナウイルスの影響を受けた。そのような中、せめて最後に想い出を残して欲しいという教職員の思いにより、今回のアカデミックガウン(紺のガウン)と、タッセル(紐)付きのキャップを着用した式が復活した。
伊藤学長の学位授与の宣言の後、卒業生は、一斉にキャップのタッセルを左から右に移動させた。このタッセルは、卒業前は左、卒業後は右と、つける位置が決まっている。『タッセルが左から右へ移動されると言う事は、"人生のあるステージを超えた"と言う事で、新しいステージに向かう準備が出来たと言う事の象徴』ということを意味している。
このガウンに袖を通した卒業生からは、「初めて(ガウン・キャップを)着て、入学の時から卒業式でこのガウン・キャップを着るのを楽しみにしていたので、やっと着ることができてうれしいです」と語っていた。
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土井
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