日本電産株式会社の子会社である日本電産サンキョー株式会社(以下、当社)は冷蔵庫用のダクトダンパーの新製品を開発いたしました。
白物家電の代表でもある冷蔵庫は、近年では中国やインドなどで電力インフラが整いつつある事や、昨今のコロナ禍における在宅時間や内食の増加に伴い、長期的な市場の成長が予想されています。ダクトダンパーは冷蔵庫内の冷気を流したり遮断したりすることで、冷蔵庫内の温度を制御する部品であり、冷蔵庫1台当たり1~5台が搭載されています。今回、当社が新規に開発したダクトダンパーは新開発のギアードモータを使用し、駆動部分のサイズを従来比52%、ユニット全体の重量を28%削減いたしました。冷蔵庫内の容量を確保するためには、冷蔵庫内の部品の軽薄短小化が必須であり、当製品はこのようなニーズに応えて開発しました。
当社は、今後も世界No.1の総合モーターメーカーの一員として、快適な社会づくりに貢献する革新的なソリューションを提案していきます。