福岡女学院大学 人文学部 現代文化学科 池田拓朗ゼミでは、「観光をメリット・デメリットの双方から分析し、観光地の現状及び実態を把握し、その地域が抱える問題点を捉え改善策を考案する。」を目標に、日々研究を行っています。
今年度は4年間の集大成として、株式会社1のアートディレクター加藤一行様にゼミ活動の監修を頂きながら、プロの視点から人に伝えるための方法を学びつつ、各チームが旅行プランの作成や現地のリサーチ等を実施。自分たちの現地で感じたことに”共感”してもらうための動画づくりに取り組みました。
★詳しくはコチラ「【池田ゼミ】女子大生が提案する地域の新たな魅力~ニューロカリズム~」
https://www.fukujo.ac.jp/university/today/archives/5367?utm_source=presscenter&utm_medium=url&utm_campaign=20230302
ゼミ活動が始まった2年次は、現代の観光のトレンドや観光統計・観光客へのアンケート調査結果の分析からどのような、観光プロモーションを実施すべきかの戦略の立て方などを学びました。また旅行商品をつくる練習として、自分たちのゼミ研修のプランを計画しプレゼンする「旅行プランコンテスト」を実施し、与えられたテーマのなかでいかにオリジナリティのある旅行プランができるかを考えてきました。
2021年度は、昨年の学びを活かして、コロナ禍の状況下で「観光を通して女子大生にできること」は何かを考え、女子大生ならではの視点から地域の魅力を発信し、コロナ禍の新たな観光・地域づくりのきっかけになればとの思いを込めて「ニューロカリズム(New-Localism)」という名前をつけ、独自の観光のあり方の提案を試みました。
23名のゼミ生が6チームに分かれ、福岡在住のファミリー層をターゲットに福岡の「自然資源」を活用して、福岡各地のまだ知られていない魅力を伝えるモデルコースの作成を実施しました。
活動のなかでは、テレビドラマの宣伝や企業のブランドの立ち上げ、また行政の観光PRなど多岐にわたるデザインを手掛け日本の最前線で活躍されている株式会社1のアートディレクター 加藤一行様にご参加頂くことで活動の監修を実施してもらえることになり、''女子大生らしい発信''とは何かをもう一度見直し、プロの視点からどのような発信をすれば多くの人に伝わるパンフレットになるのか、そのノウハウや考え方を学ぶ機会を頂きました。
そして集大成となる2022年度は、昨年度パンフレッドづくりで学んだことを踏まえ、''共感''という点を改めて考えることに。
『ニューロカリズム』と題してこれまで活動を進めてきたなかで、最も大切にしてきたことは「訪れた場所で自分たちらしく楽しむ姿を伝えること」であり、それこそが「まだ知られてない地域の魅力を自ら見つけ、発信する」という、この活動のなかで目指す姿でした。
これらを踏まえ、今年度は単に観光情報だけを発信するのではなく「現地の方々との''ふれあい''のなかで感じたこと、自分たちでしか見つけることができなかったその地域の新たな発見=''情景''を伝え、それにいかに共感してもらうか」を考えることとしました。
そこで5チームに分かれて1泊2日の旅行プランを作成し、そのなかで自分たちらしくその地域の魅力をみつけ、いかにその地域の情景を伝えつつ、自分たちの現地で感じたことに''共感''してもらうための動画づくりに取り組んできました。
昨年度に引き続き、加藤一行様に監修を頂きながら、プロの視点から人に伝えるための方法を学びつつ、各チームが旅行プランの作成や現地のリサーチ、パンフレットや動画のイメージ等などを日々試行錯誤しながら考えてきました。
実際に現地を訪れて体験したことや、地元の方々とお話しをして感じたことなど、旅を通じて感じた想いを動画によって''共感''をして頂けたら幸いです。
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