大阪経済大学"災害弱者"になりがちな外国人留学生が地域の皆さんと防災を学ぶ「防災ピクニック」を開催

大阪経済大学

大阪経済大学(学長:山本 俊一郎/所在:大阪市東淀川区大隅2-2-8)は、外国人留学生が地域の方々と共同で防災知識を学び体験する「防災ピクニック」(共催:東淀川防災アシスト、まま☆スマイル)を、2023年2月16日(木)9時30分より本学大隅キャンパス周辺で開催します。 ●"災害弱者"になりがちな在留外国人。言語の壁や、災害が身近ではない国からの留学生も。  災害大国の日本において、在留外国人は、障がい者・高齢者・乳幼児などと並び、"災害弱者"と言われています。災害情報を理解できない言語の壁だけでなく、地震や水害の少ない国から来ている外国人にとって、そもそも災害自体の知識・情報不足なども考えられます。また2025年には大阪・関西万博も開催されるなど、国や各自治体では、やさしい日本語や多言語での防災情報の整備が急務となっています。  人間科学研究科 高井逸史ゼミの中国人留学生は、企業主催のコンテストに参加し、自然災害の多い日本において地域を知り、防災意識を持つことをテーマにした散走企画を発表した経験から、防災の知識を外国人に伝える活動を行いたいと考え、「東淀川防災アシスト」、東淀川区の子育てママの自助グループ「まま☆スマイル」の2団体と連携し、学内の外国人留学生たちが地域交流しながら防災知識を学べる場として本イベントを企画しました。 ●外国人留学生の視点で地域の防災拠点をレポート。行政担当者からの説明も。  本学のある東淀川区は3つの川に囲まれており、歴史をふりかえっても水害リスクが高いエリアです。1部では、大学近くの防災拠点の一つである松山公園に全員で移動。高井ゼミの外国人留学生4名が自ら調べた地域の防災拠点などを紹介し、防災意識を高め日常的に災害に備えることの大切さを伝えます。また、本学と防災連携協定を結ぶ、東淀川区役所の防災担当者から「東淀川区の地域特性からみた災害リスク」などについて説明いただいたあと、東淀川消防署員から松山公園にある貯水槽や可搬式ポンプについて説明いただきます。 ●地域の親子と一緒に「かまどベンチ」で、味噌汁や焼き芋などの炊き出し体験も。  本学では、正門近くに防災用に「かまどベンチ」を設置しています。2部では東淀川防災アシストさん、まま☆スマイルさんを中心に、学生たちと親子グループ約5組が「かまどベンチ」を使用した炊き出しを体験します。それぞれが持ち寄った具材で味噌汁のほか、焼き芋なども作る予定です。留学生と地域の方々が交流しながら、いざという時のための防災知識を学びます。 ----- イベント概要 ----- ■日時:2023年 2月16日(木)9:30~13:30(予定) ■場所: 【集合場所】大阪経済大学 大隅キャンパス正門前 【1部】松山公園(住所:大阪市東淀川区小松4丁目14-30) 【2部】大阪経済大学大隅キャンパス 正門近く ■主催:大阪経済大学、東淀川防災アシスト、まま☆スマイル ■参加者:人間科学研究科 高井逸史ゼミ 中国人留学生4名、学生の参加希望者(外国人留学生など)、東淀川防災アシスト、東淀川区役所の防災担当者、東淀川消防署員(1部のみ)、まま☆スマイル、親子グループ約5組(2部のみ) ■スケジュール: 【1部】9:30~10:20 防災拠点見学  大学正門から松山公園まで徒歩で移動する。  1) 東淀川区役所の防災担当者ならびに東淀川消防署員からの説明  2) 中国人留学生から防災レポートの発表 【2部】10:30~13:30 炊き出し体験  大学正門の近くに設置された「かまどベンチ」で炊き出しを行う。  味噌汁、焼き芋を予定(追加・変更の可能性あり) ▼本件に関する問い合わせ先 企画部広報課 住所:大阪府大阪市東淀川区大隅2-2-8 TEL:06-6328-2431 FAX:06-6323-4790 メール:kouhou@osaka-ue.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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