北星学園大学のフェアトレード認定が更新 -- コロナ渦でも誠実に活動していることなどが評価

北星学園大学

北星学園大学(札幌市厚別区)は2019年、国内2番目のフェアトレード大学として認定された。このたび、一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムによる認定更新の議決を受け、フェアトレード大学の認定が更新されることとなった。  フェアトレード大学とは、大学全体でフェアトレードの推進活動に取り組んでいる大学を認証するもの。日本でも2014年に「フェアトレード大学」の認定基準が作られ、一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムが認証機関として審査・認定を行っている。  北星学園大学では2005年に学生および教職員による団体「北星フェアトレード」を発足。主にアジアの優れた手工芸品を紹介し、公正な価格で販売して生産者と消費者の間に公正な関係を作りだすことを目指して活動している。  また、2008年には経済学部の科目として「フェアトレード実習/フェアトレード」が設けられ、多くの学生がフェアトレードの学習・実践に関わってきた。  さらに、2019年3月には学生自治会と北星フェアトレード、同大および同短期大学部の大坊郁夫学長の三者によりフェアトレード憲章を策定。全学的にフェアトレードの普及活動を推進している。  こうした地道な活動が評価され、2019年10月には日本で2番目のフェアトレード大学として認定を受けた。  その後コロナ禍の中でも、オンライン講座や高校への出前授業、フェアトレード取扱店の調査など、工夫を凝らしながら活動を続けてきた。また、2022年には開学60周年記念の寄付に対する返礼品としてフェアトレードコットンのバッグを採用し、フェアトレードの普及・推進に努めてきた。  このたび、一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムによって同大のフェアトレード大学の認定が更新された。認定委員会からは「厳しいコロナ禍にもかかわらず誠実に活動を展開していること」「フェアトレード大学の理念を大学の教学理念として本格的に取り込み、新たな大学展開へとステップアップしていくために、さらなる展開の可能性があること」に高い評価を受けた。  北星学園大学および同短期大学部では、フェアトレードの推進によって差別や貧困、格差が無い世界が実現されることを目指して、今後もフェアトレードの理念を推進していく。 ●北星フェアトレード Facebook  https://www.facebook.com/hokuseifairtrade/ ●一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム  https://fairtrade-forum-japan.org/ (参考:北星学園大学公式サイト内) ・本学の『フェアトレード大学』認定が更新されました  https://www.hokusei.ac.jp/news/151633/ ▼本件に関する問い合わせ先 北星学園大学 住所:〒004-8631 北海道札幌市厚別区大谷地西2-3-1 TEL:011-891-2731(代表) 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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