アース製薬、中期経営計画をコミック化!社内の理解促進を図り、全員参画で確実な実行へ
アース製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:川端克宜、以下「アース製薬」)は、前ページの 通り、2023年12月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画「Act For SMILE -COMPASS 2023-」の社内における理解促進を図るべく、中期経営計画の骨子をストーリーに仕立てコミック化した「COMPASS COMIC」を制作しました。
【制作の経緯】
持続的な企業価値の向上には、企業の方向性を示した中期経営計画を社員一人ひとりが理解・自分ゴト化し、行動を起こしていくことが重要です。しかし、2020年12月に中期経営計画の理解度・浸透度を当社社員に調査した結果、回答者の75%が「中期経営計画は必要だ」と感じている一方で、「内容を理解できた」と感じている人は40%弱にとどまっていることが分かりました。
また、理解が十分ではない理由として、「言葉が難しいから」という知識不足が最も多く約70%、「他部署やグループ会社との情報共有が難しい」という情報不足が約40%、「自身の業務との関連が分かりにくい」など自分ゴト化しにくいということが約25%という結果になり、中期経営計画の難解さや、具体的にどのように日々の業務に落とし込むかなど課題があることが分かりました。
Q. 中期経営計画の内容を十分に理解できなかった理由は?(複数回答)
【制作の狙い・成果・展望】
「COMPASS COMIC」では、中期経営計画を平易な言葉にし、親しみやすいコミックの形にすることで、計画内容への理解を図りました。また、日々の現場をテーマにストーリーを作成することで、具体的な行動をイメージできるように仕上げています。その結果、社員からは「文章で読むよりも分かりやすく、計画内容への理解が深まった」「会社と自分のやるべきことの方向を再認識でき、明日からも頑張ろうと思える内容だった」「関わりが少ない部署の取り組みを知ることができた」などのコメントが上がっており、理解の進展が見られています。
アース製薬は、このような社内浸透の取り組みを通して、中期経営計画の確実な実行を加速し、人々のさらに豊かで快適な生活を実現できるよう取り組んでまいります。
【アース製薬株式会社 代表取締役社長CEO 川端克宜 コメント】
今回の中期経営計画のコミック化は、この考えのもと実施した取り組みの一つです。本コミックは社員の中期経営計画への内容理解を深めるだけでなく、一人ひとりが会社の進むべき方向を認識し、自身で行動を起こすことにつながります。もちろん、コミックだけですべて伝わるとは限りませんが、活字よりも手に取りやすいコミックの形にすることで、まずは興味をもって読むところから始めてほしいと思います。また、これをきっかけに他の社員と感想を話し合うなどのコミュニケーションが生まれ、新たなアクションやアイデアにも発展すると考えています。
アース製薬は、「COMPASS COMIC」を通して中期経営計画の理解を促進し、One Earthで事業活動に取り組んでまいります。
【中期経営計画概要】
骨子として、前中期経営計画で掲げた「海外展開の拡大」「グループシナジーの最大化」戦略を踏襲し、重点領域をそれぞれ「アジア」「コストシナジー」に絞り込み、積極投資の継続を掲げています。さらに、新たに「ESG・オープンイノベーション」戦略を打ち出し、日本のみならずアジア地域での社会課題解決に向けて、産官学のオープンイノベーションを推進、他社の強みを結合させることで、スピード感をもって社会課題解決にチャレンジします。
中期経営計画詳細(https://corp.earth.jp/jp/ir/management-policy/management-plan/index.html)