奈良県を拠点に、地元奈良の食材を使った美味しい料理を届ける「CUCI奈良」は、双子の料理人、土橋諒太さんと健太さんが営む“双子のキッチンカー”です。
奈良の食材で、奈良に住む人や奈良に来た人を笑顔にしたいと、日夜走り続ける双子のキッチンカー。
モットーは素材の良さを引き出した体に優しい料理で、野菜や十六穀米、大和ポークなど、奈良の食材にこだわります。それらを使った看板メニューの「ポークオーバーライス」は見た目も鮮やかな一皿で、各地で大人気。ヘルシーな「ふわとろたまごのオムライス」も女性客に好評です。
奈良県出身の諒太さんと健太さんは幼い頃から仲が良く、小学校から高校卒業まで、同じチームでサッカーに打ち込みました。高校卒業後は2人揃って県内の調理師学校へ。その後は、それぞれ飲食店やイタリアンの名店で経験を積み、いつしか「独立したい」という思いを持つようになりました。そんな2人がキッチンカーを始めたのは、亡き母との約束があったから。母との突然の別れを経験し、8年かけて資金を貯めた兄弟は、2020年ついに「CUCI奈良」を開業します。
しかし、土橋兄弟の船出は新型コロナウイルス感染拡大の最中。苦しい状況で互いに励まし合い、乗り越えてきました。1年ほど前から大阪のオフィス街・江坂で週に2日出店するようになり、売上も安定。江坂の常連さんの勧めで、セレッソ大阪のフードパーク「セレッソバル」にも出店。双子のキッチンカーの評判は、SNSを通じて全国に広まりつつあります。
この夏、念願だった奈良の農家さんと繋がることができた「CUCI奈良」。農家さんから仕入れた新たな食材を使い、秋の新作メニュー作りに挑みます! いったい、どんな料理が完成するのでしょうか?
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