高耐薬品性能を実現した防水圧力センサ量産・販売開始

アルプスアルパイン株式会社

圧力センサのラインナップを拡充

 アルプスアルパイン株式会社(TOKYO:6770、代表取締役社長:栗山 年弘、本社:東京、以下「アルプスアルパイン」)は、圧力センサの新たなラインナップとして既存の防水性能を維持したまま更に、ガスに含まれる有機成分に対して高耐性機能を追加した防水圧力センサの量産を開始しました。

 弊社が取り扱う従来の圧力センサはウェアラブル機器などへの搭載をメインとしており防水機能を重視しておりました。しかし今後、ガスメータ市場へ展開するにあたり、ガスに含まれる有機成分に対して高耐性が求められる為、新製品はセンサをカバーする樹脂を新設計することにより高耐薬品性能を実現いたしました。また、金属ふたとセラミック基板との接着樹脂を新設計することで接着力が向上し、既存製品より耐衝撃性能を上げることに成功しております。製品形状は既存製品から変更なく、お客様がOリングと組み合わせて筐体にはめ込むだけで防水性能が得られる製品となっております。

 今後は既存品のHSPPAD143Aのウェアラブル市場の用途加え、新規ガスメータ市場に展開し売上拡大を見込んでおります。

 アルプスアルパインではスマートフォンなどの民生品から車載まで幅広い用途に向けたセンサの開発・製造をおこなっております。今後もお客様や市場のニーズを捉えた最適な製品開発に尽力し、事業を通して社会への貢献を目指していきます。


製品画像
HSPPAD143C
主な特徴
・高耐薬品性
・耐衝撃性
・耐環境性
・取り付けが容易な表面実装タイプ
・電源電圧:1.7~3.6V
・圧力計測範囲:300~2000hPa
・省電流

主な用途
・ガスメータ
・ウェアラブル機器

【計画】

【主な仕様】

※本製品の製品情報ページ
https://tech.alpsalpine.com/j/products/category/sensor/sub/04/series/hsppad-waterproof/


 

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