【探究学習】神田外語大学 グローバル・リベラルアーツ学部学生オンラインとリアルを合わせた「2022年度海外スタディ・ツアー」で世界を学ぶ~震災後11年を迎えた福島の被災地訪問もプログラムへ組み込む~

神田外語大学

神田外語大学(千葉市美浜区/学長:宮内孝久)は、2021年度に設立したグローバル・リベラルアーツ学部(以降、GLA学部)の学生を対象に、オンライン留学とリアル留学を組み合わせた「2022年度海外スタディ・ツアー」を実施します。GLA学部では、1年次の6月から7月にリトアニア、インド、マレーシア・ボルネオ、エルサレムの4カ国・地域のうち、1つを選択し留学することで、世界の現実を知り、自分の学ぶ目的を発見する気づきの機会「海外スタディ・ツアー」をおこないます。このたびの海外スタディ・ツアーは、2022年6月18日(土)から福島県天栄村にある本学の宿泊施設兼国際研修センターであるブリティッシュヒルズおよび本学キャンパスにて実施する「海外スタディ・ツアー(国内研修)」と、7月中旬に4カ国・地域のうち、いずれかのエリアに実際に渡航し、約2週間滞在する「海外スタディ・ツアー(海外研修)」を組み合わせたものとなります。  神田外語大学GLA学部では、平和のために活躍できる人を育てる教育をおこなっています。学生一人ひとりが思い描く「平和」を、グローバルな視点で実現するための力を培うのがGLA 学部の役割となります。  また、GLA学部では入学直後の6カ月間を「グローバル・チャレンジ・ターム」としており、これは学生一人ひとりが、今後「何を学ぶのか」「自分は世界に対して何ができるのか」を考え、目指すべき道を見つけるための期間となります。その大きな柱が「海外スタディ・ツアー」であり、世界の現実を知り、自分の学ぶ目的を発見する気づきの機会となります。留学先ごとに歴史理解、対立や紛争、宗教、多文化共生、サステナビリティといった研究テーマが用意されています。  2021年度はコロナ禍により海外への渡航が困難となりました。そこで、4週間にわたって上記4カ国・地域と日本をオンラインで結んだ「海外スタディ・ツアー2.0」を、英語が公用語で語学学習環境が整ったブリティッシュヒルズおよび本学キャンパスにて実施しました。コロナ禍であっても教育の質を保つ観点に立ち、オンラインで学ぶことで、本来各自一つの国・地域での研修であったものが、それぞれのテーマを広く相互に比較しながら学ぶことが可能となりました。  2022年度の海外スタディ・ツアーは昨年度実施した国内でのオンライン留学に加え、実際に海外へ渡航するリアル留学を予定しています。国内においては、GLA学部1年次の学生を二班に分け、A班は2022年6月18日(土)から6月24日(金)にブリティッシュヒルズにて宿泊研修を実施します。その後、6月26日(日)から6月30日(木)に本学キャンパスにて海外協定校のオンライン授業を受講します。(B班は先にキャンパスにて研修した後、ブリティッシュヒルズで研修を実施)  研修の前半でインドとマレーシア・ボルネオについて学び、後半でエルサレムとリトアニアについて学ぶ予定となります。  ブリティッシュヒルズ研修では、外国人教員による英語研修で英語力を磨きながら、インドやマレーシアに関して事前学習をおこない、海外協定校のオンライン授業を受講します。また、学んだことを振り返るリフレクションの時間を設けており、知識や気づきを定着させるプログラムとなっています。  また、A班とB班がそれぞれブリティッシュヒルズ研修を終える6月23日(木)と6月30日(木)には、福島県という地の利を生かし、東日本大震災・原子力災害伝承館や東京電力廃炉資料館、双葉町など東日本大震災および原発事故関連施設への訪問や関係者等との面談をする「福島フィールドトリップ」を実施します。平和を実現するためには、国内の課題に目を向けることが不可欠であり、震災後11年が経過した福島の今を見つめます。  一方で、実際に海外に行かなければ得られないことも多々あることから、7月8日(金)から7月21日(木)に海外研修を実施します。先の国内研修で学習した内容を更に深掘りすべく、実際に現地に行かなければ体験できないアクティビティーを中心に五感で味わうプログラムとなります。 ◆「2022年度海外スタディ・ツアー」概要 コンセプト <海外スタディ・ツアー(国内研修)> 海外スタディ・ツアーを実施するにあたり、6月下旬に4地域をオンラインで結ぶ2週間のプログラム「海外スタディ・ツアー(国内研修)」を実施します。このプログラムは、現地の協定大学の教員による講義、学生との交流や討議、現地のNGOやテーマに関連した施設などのバーチャルツアーとオンライン実習などの体験プログラムを神田外語グループが保有する宿泊施設兼国際研修センター「ブリティッシュヒルズ」および大学にておこないます。 <海外スタディ・ツアー(海外研修)> 7月中旬に4カ国・地域のうちいずれかのエリアに実際に渡航し、約2週間のプログラム「海外スタディ・ツアー(海外研修)」を実施します。このプログラムは、先の国内研修で学習した内容を更に深掘りすべく、実際に現地に行かなければ体験できないアクティビティーを中心に五感で味わうプログラムとなります。 2021年度もブリティッシュヒルズで宿泊研修をおこない、それぞれの留学先について学び、現地の方と交流をしました。今年度は、オンラインで学んだ後、さらに現地で体感することによって、学習効果を高めることを目的としています。 対 象 神田外語大学 グローバル・リベラルアーツ学部1年生85名(見込み) 日 程 <ブリティッシュヒルズ研修>A班:6月18日(土)~6月24日(金)、B班:6月25日(土)~7月1日(金) <神田外語大学キャンパス研修>A班:6月26日(日)~6月30日(木)、B班:6月19日(日)~6月23日(木) <海外研修>7月8日(金)~7月21日(木) ※スケジュール別添参照。また、今後変動する可能性があります。 学習テーマと授業実施日 <インド>多文化共生/宗教/多様性/その他・・・6月19日(日)、6月20日(月) <マレーシア・ボルネオ>サステナビリティ/宗教/多文化共生/その他・・・6月21日(火)、6月22日(水) <リトアニア>人道/歴史理解/対立・紛争/その他・・・6月26日(日)、6月27日(月) <エルサレム>宗教/歴史理解/人道と支援/その他・・・6月28日(火)、6月29日(水) 4カ国・地域について <リトアニア> エストニア、ラトヴィアと共にバルト3国の1つ。協定校は旧首都カウナスにある国立総合大学ヴィータウタスマグヌス大学。カウナスはリトアニア第2の都市であり、旧市街の古い街並みや川の景色が美しく、美術館や博物館、歴史的な建築物が多い街です。「人道」をテーマに深く学ぶとともに「20世紀以降の中東欧史」や「紛争と対立からの脱却」などに関して学びます。また、フィールドワークとして、杉原記念館やナチス・ドイツがユダヤ人の大量虐殺をおこなった第9要塞や旧市街などを回り、過去の歴史と世界平和の実現に向けた取り組みなどを学びます。 <エルサレム> エルサレムは過去幾多もの迫害にあったユダヤ人が建国した国家イスラエルの中心地であり、同時にユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地でもあります。そのため、現在でもパレスチナをめぐる対立が続いており、国連をはじめとして、各国が支援を行っている地域になっています。協定校はそのエルサレムにある国立ヘブライ大学。「宗教の多様性」や「イスラエル・パレスチナの歴史」について深く学修するとともに、JICA等の日本の支援機関でのフィールドワークを通じ「人道支援の現状」を学修します。 <インド> インドはIT大国として経済が急速に成長している一方で、深刻な貧困などの問題を抱える国です。留学先は南インドのプネーにあるシンバイオシス国際大学。緑豊かなプネーは「インドのオックスフォード」として知られる教育・研究の中心地です。インドで最も安全な都市ともいわれ、世界中から学生が集まっています。学校に通えない子どもたちに教育の場を提供するNGO Door Step Schoolを訪れるなど、フィールドワークを中心に肌感覚でインドの多様性や教育格差を学修します。 <マレーシア・ボルネオ> 多民族・多宗教国家として、多様な価値観と文化が融合している国マレーシア。ボルネオ島には世界有数の熱帯雨林があり、生物多様性が特徴の地域でもあります。協定校は、ボルネオ島サラワク州クチンの中心に位置するスウィンバーン工科大学サラワク校。「多文化共生」や「宗教の多様性」について学修する一方、ボルネオ島で、野生動物・環境保護や熱帯雨林再生プロジェクトなどのフィールドワークに取り組み、SDGsのテーマである「開発とサステナビリティの両立」について深く学修します。 ◆神田外語グループ 宿泊施設兼国際研修センター 【ブリティッシュヒルズ】 ブリティッシュヒルズは福島県・羽鳥自然公園の海抜1,000mの森の中に位置する神田外語グループが有する宿泊施設兼国際研修センター。7万3,000坪の広大な敷地には、マナーハウス(英国荘園領主の館)や、クラフトハウス、12世紀から19世紀にいたる建築様式のゲストハウスがあり、中世英国の町の雰囲気を楽しむことができる施設です。旧英連邦諸国出身者が多数在籍し、自然と外国人スタッフとコミュニケーションをとれる環境が整っています。1994年の設立以来、28年間で推定100万人が来館しています。 ◆取材受付(ブリティッシュヒルズ研修時) 取材可能日は「福島フィールドトリップ」が実施される6月30日(木)となります。ご希望の場合は、以下問合せ先へ、6月24日(金)正午までにご連絡ください。案内状をお送りします。福島フィールドトリップでは、「東日本大震災・原子力災害伝承館」「東京電力廃炉資料館」「浪江町」「双葉町」など東日本大震災および原発事故関連施設訪問や、関係者等との面談が予定されています。 ※新型コロナウイルス感染防止対策の都合上、定員に限りがございます。定員に達し次第、締め切らせていただきますのであらかじめご了承下さい。 ※取材希望の皆様には抗原検査を実施いただきます。事前に検査キットをお送りいたしますので、お越しいただく当日の朝にご自宅にて検査を実施いただき、検査結果を撮影した写真をお送りいただきます。その際、万が一「陽性」反応が出た場合は、大変恐れ入りますがご参加はお控えください ※ご来訪者様は1社につき1名様でお願いします ※当日の昼食はこちらで用意させていただきます ◆新型コロナウイルス等感染防止対策 ブリティッシュヒルズでは館内における新型コロナウイルス等の感染防止対策を徹底して行っております。取り組みにつきまして、以下より詳細をご確認ください。 ・ブリティッシュヒルズでの研修における新型コロナウイルス等感染防止策について: http://www.british-hills.co.jp/edu/common/pdf/student/coronavirus_2_6.pdf ・COVID-19 Safety Measures at British Hills(取り組み紹介動画): https://youtu.be/MlmlNlNqgfg ▼本件に関する問い合わせ先 学校法人佐野学園(神田外語グループ) グループコミュニケーション部 室井優太朗 住所:東京都千代田区内神田2-13-10 TEL:03-3258-5837 FAX:03-5298-4123 メール:media@kandagaigo.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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