デロイト トーマツ、世界の小売業ランキング2022発表
JD.comが中国企業として初めて上位10社圏内に。日本企業では上新電機が初めてトップ250入りを果たすなど29社がランクイン。最上位は14位のイオン
デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、グループCEO:永田高士)は、今年で調査開始から25回目を迎えるGlobal Powers of Retailingの最新版を日本語訳したレポート「世界の小売業ランキング2022」を発表しました。本レポートは、全世界の小売企業から2020年度(2021年6月30日までを期末とする事業年度)の売上高上位250社のランキングを地域別、商品セクター別に分析しているほか、急成長小売企業50社と上位250社へ新たに加わった企業について解説し、また、小売業を取り巻く世界経済の展望をまとめています。
今回の調査結果として、上位250社の総小売売上高は5兆1,000億米ドル(前年度は4兆8,500億米ドル)、平均小売売上高は204億米ドル(前年度は194億米ドル)、2015年度から2020年度における小売売上高の年平均成長率は4.7%となりました。上位10社の内、トップ4社は前年から順位に変化はなく、1位のWalmartに続き、Amazon.comが2位となりました。一方、中国で大手ECサイトを運営するJD.comが昨年より順位を4つ上げ、中国企業として初めてトップ10入りを果たしています。
今回、日本企業でトップ250入りした企業数は昨年より1社増の29社で、最上位は14位にランクインしたイオン株式会社です。また今回、上新電機株式会社が初めて241位にランクインを果たしています。
250社のランキング詳細や急成長小売企業50社の一覧、地域別の動向、商品セクター別の動向などについては、以下リンク先のレポートをご覧ください。
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/consumer-business/articles/dis/gpr.html