日本製鉄 関西で初めて開催される「鉄道技術展・大阪」に出展

日本製鉄株式会社

日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)は、5月25日から27日の3日間、インテックス大阪(大阪市)にて開催される「鉄道技術展・大阪」に出展します。「鉄道技術展」は、あらゆる鉄道分野の技術が横断的に会する総合見本市として、幕張メッセ(千葉市)にて2010年から定期的に開催されてきましたが、関西での開催は今回が初となります。

今回の出展では、日本製鉄がこれまで開発・実用化してきた鉄道の高速化、低騒音化、省エネルギー化、省メンテナンス化、安全性の向上、乗り心地の向上等に貢献する各製品・技術について、実物・パネル展示等で紹介します。

 
展示イメージ

【展示内容】
実物展示
 防音車輪・波打車輪
パネル展示
 ボルスタ付き台車、ボルスタレス台車、操舵台車、高速車両用台車
 台車枠の強度評価技術、動揺防止制御装置、車体傾斜制御装置
 ヤマバ歯車装置、世界最長150mレール

今回出展する鉄道用車輪・車軸・駆動装置・台車は関西製鉄所 製鋼所地区(大阪市)で、また、150mレールは九州製鉄所 八幡地区(北九州市)で製造し、国内外の幅広い鉄道事業を支えています。

鉄道用車輪・車軸は、国内で使用されるほぼ100%を製造しており、車輪の厚み低減や車軸の中空化等により軽量化を進め、高強度・高耐久レールや軽量・低騒音駆動装置とともに鉄道輸送のエネルギー効率向上に貢献しています。軽量化・長寿命化を通じて省資源・省エネルギーを実現可能なサステナブルな製品です。

台車は、最新の強度評価技術を基に開発・製造しています。走行安全性・メンテナンス性を向上させた地下鉄・近郊通勤電車向けボルスタ付き・ボルスタレス台車、新幹線高速車両用台車、小型化を実現した鉄車輪付きのリニアモーター車両用台車、急曲線を滑らかに走行することで騒音抑制・消費電力量の削減が期待できる操舵台車等、高性能な台車を供給し、全国の鉄道事業者に広く採用いただいています。また、台車の関連技術として、新幹線・特急電車用の動揺防止制御システム・車体傾斜制御システムを開発し、高速走行時の安全性・快適性の向上を実現しています。

日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「産業と技術革新の基盤をつくろう」)を通じて、質の高い、信頼のできる製品の供給に今後も取り組んでまいります。

■「鉄道技術展・大阪」の詳細については、以下ホームページをご覧ください。
 http://www.mtij.jp/osaka/
以 上

お問い合わせ先:総務部広報センター 電話03-6867-2977、2146、3419、2135


 

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