「DX認定取得業者」の認定取得について
DX認定制度は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき、経済産業省が定めた「デジタルガバナンス・コード」に則り、DX実現に向けたビジョンの策定や戦略・体制の整備などDX推進の準備が整っている企業(DXReady)を認定する制度です。
トーマツは、「Audit Innovation部」を設立し、監査現場へのデジタル技術の積極的な導入を続けています。加えて、これらのデジタル技術を監査のさらなる高度化につなげるため、監査現場が一体となって様々な取り組みを進めています。こうした取り組みが評価され、この度の認定に至ったものと認識しています。デジタル化はもちろん、既存の監査の概念や手法にとらわれず、未来を見据えた新しい取り組みを早期に現場へ導入していく「Audit Innovation®」*を推進することで、監査先企業およびステークホルダーの皆様へ安心と信頼を提供していきます。
また、アシュアランス、デジタルガバナンスといったIT領域のガバナンスに注力した部署を有し、新しいテクノロジーやそれらに係るガバナンスに関しての保証業務およびアドバイザリー業務を推進しています。デロイト トーマツ サイバー合同会社と共に、今後もテクノロジーの変化を常に捉え、先進的なリスクアドバイザリーを提供していきます。
デロイト トーマツ グループでは、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社も4月1日にDX認定を取得しており、今後、グループ各社においても本認定の取得を目指していきます。
デジタル化が急速に進む中、経済社会やクライアント企業の期待に応えるサービスを提供するためには、デジタルを活用し、ガバナンスを継続的に向上すると共に、DXを通じて自らのビジネスモデルを変革し続ける必要があると考えています。DX認定の取得対応はその一環と位置付けており、業務遂行品質の更なる向上を実現していきます。
* Audit Innovationは、有限責任監査法人トーマツの登録商標です。