3月1日(火)、札幌大学(札幌市豊平区/学長:大森 義行)とむかわ町、北海道鵡川高等学校の三者による包括連携協定式が行われた。まん延防止等重点措置を受け、協定式はむかわ会場(むかわ町産業会館内)と札幌会場(札幌大学内)の2会場および関係者をオンラインでつなぎ、リモート開催となった。
むかわ町では、これまで鵡川高校との連携による課題探究型学習「むかわ学」をはじめ、地方創生のためのさまざまな施策や事業が展開されてきた。本協定は、その取り組みの加速化に加え、人材育成や関係人口の創出、高校および大学の魅力化などを目的としたもの。
協定式には、むかわ町の竹中喜之町長、むかわ町教育委員会の長谷川孝雄教育長、北海道鵡川高等学校の三村素道校長、札幌大学の荒川裕生理事長および大森義行学長のほか、地域創生の専門家である一般社団法人北海道総合研究調査会(HIT)理事長の五十嵐智嘉子氏と、産業能率大学経営学部教授及び株式会社Prima Pinguino代表取締役藤岡慎二氏が出席した。
五十嵐氏と藤岡氏は、本協定締結のための具体的な助言と協力を行った。
協定式では、竹中町長、三村校長、大森学長により協定書への署名が行われ、その後、今回の協定締結に際してそれぞれから挨拶があった。
◆札幌大学大森学長コメントより
「新年度は、『鵡川高校の探求授業の中に札幌大学の大学生が関わり、高校生・大学生という若者がむかわ町という町の理解を深めるとともに、地域の魅力向上を図る』ところから始めたい。また、このような地域に根差した教育を受けた生徒を大学が引き受け、発想力・行動力・マネジメント力などを身に着けるよう一段高い教育を行い、社会や産業界で選ばれる人材として育てたい。」
◆札幌大学荒川理事長コメントより
「この取組は、地域との連携・協力を積極的に推進するという本学の目標を実現する上での大きな柱になると同時に、五十嵐理事長・藤岡代表が言われているように、他の地域や他の大学・高校へも波及する先例となることが期待される。」
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