日本製鉄 構造用厚鋼板で「エコリーフ」環境ラベルを取得
今回の取得対象分野は、造船、風力発電、建設機械、産業機械などであり、先んじて取得していた「建築構造用厚鋼板」と合わせ、日本製鉄が製造する厚鋼板については、全て網羅できることとなります。日本製鉄は厚鋼板のトップメーカーとして、豊富なラインナップと確かな品質で、軽量化、工期短縮、建築物の長寿命化などを通じ、お客様でのCO2削減に貢献しています。
日本製鉄が取得した「エコリーフ」環境ラベルは、2019年12月、H形鋼について最初に取得して以降、各品種・製品で取得を進め、現在計22件にのぼります。世界でカーボンニュートラルに向けた動きが加速しているなか、お客様から使用する素材までも含めた評価を受ける分野が増えております。今回、厚鋼板における取得範囲を拡大したことにより、建築用途のみならず、日本製鉄の厚鋼板を使用する全てのお客様において厚鋼板のライフサイクルでの環境負荷を客観的に評価しやすくなります。
日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求するとともに、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した、リサイクル性に極めて優れ、環境に優しいサステナブルな素材である鉄鋼製品の環境性能開示に今後も積極的に取り組んでいきます。
(*) エコリーフ環境ラベル、EPD(Environmental Product Declaration)
資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルまでの製品のLCAに資する定量的な環境情報を開示する国際的な認証制度。ISO14025規格で規定されているタイプIIIの環境ラベルで、国際的にはEPDと言われ、エコリーフは日本において一般社団法人サステナブル経営推進機構が「エコリーフ環境ラベルプログラム」(https://ecoleaf-label.jp/)として運営しているEPD。
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