東京家政学院大学(学長:鷹野景子)では、環境問題などの地球規模の課題に対して、家政学(生活科学)の視点から、研究に取り組んでいます。
12月15日にプレスリリースで配信させていただいた寄付型のクラウドファンディングプロジェクト「子どもの感受性を育む幼児教育を広めたい!」、および「ポリ乳酸繊維の活用で、衣服の環境負荷低減へ!」が皆様のご支援のもと、達成することができましたので、ご報告させていただきます。
【プロジェクトの概要】
〇プロジェクト名:子どもの感受性を育む幼児教育を広めたい!
〇チャレンジャー:吉永早苗(東京家政学院大学現代生活学部児童学科教授)
〇クラウドファンディング実施期間:2021年12月15日10時〜2022年2月17日17時
〇目標金額:80万円
〇URL:
https://academist-cf.com/projects/239
〇プロジェクト内容:耳を澄ます経験等を保育環境構成に組み込むことにより、生活や遊びの中で子どもの多感覚的な認知が育まれるプロセスを解き明かすプロジェクトです。自然の音への気づきは、小さな「いのち」の存在への気づきです。身の回りの音・自分がつくり出す音への気づきは、自他の存在・環境と共にある自分への気づきです。本研究では、体の諸感覚を通し身の回りの環境とかかわる経験が、自然環境への関心や不思議の探求はもちろん思考や表現の豊かさにもつながっていくことを、アクションリサーチによって明らかにします。
〇吉永早苗教授コメント:ご支援ありがとうございます。おかげさまで目標金額を達成することができました。皆さまからの応援に大きな力を戴きました。引き続き、「音感受」から広がる子どもの思考・想像・表現の調査研究に精進して参ります。
〇プロジェクト名:ポリ乳酸繊維の活用で、衣服の環境負荷低減へ!
〇チャレンジャー:花田朋美(東京家政学院大学現代生活学部生活デザイン学科准教授)
〇クラウドファンディング実施期間:2021年12月15日10時〜2022年2月17日17時
〇目標金額:50万円
〇URL:
https://academist-cf.com/projects/240
〇プロジェクト内容:衣服の環境負荷低減の一つの方法として、混合溶媒法で収縮加工した生分解性ポリ乳酸繊維を汎用合成繊維の代替え素材として活用することを提案するプロジェクトです。混合溶媒法により生分解が促進され、染色性が変化する実験的な知見を応用したテキスタイル制作方法を提示しています。今回のプロジェクトでは、収縮機構を明らかにすること、生分解性や染色性を更にコントロールすることを目指して研究を進めます。このプロジェクトを通して、多くの方に本研究とポリ乳酸繊維のテキスタイル作品知って頂くことにより、生活の中の身近な繊維材料を考える環境教育やSDGs教育に貢献できると考えています。
〇花田朋美准教授コメント:皆さまのご支援により目標金額を達成することができました。心より感謝申し上げます。目標を達成することができ、ホッとしたと同時に責任とプレッシャーを感じております。丁寧な実験を進めたいと思っております。
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東京家政学院大学 企画広報室 和久雄亮
〒102-8341東京都千代田区三番町22
TEL: 03-3262-2258
FAX:03-3262-2174
E-MAIL:waku@kasei-gakuin.ac.jp
▼本件に関する問い合わせ先
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TEL:03-3262-2254
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/