GEODISがアジア太平洋地域における AirDirectネットワークに複数の定期貨物便を追加
- クアラルンプール(KUL)から上海(PVG)およびシドニー(SYD)への新たな定期便を運航
- クアラルンプール(KUL)-香港(HKG)-チェンナイ(MAA)を結ぶ路線を週2便に増便
- すべての定期便を長期チャーター機で運航
- 合計320トンの輸送能力アップ
- GEODISのロード・ネットワークとの統合で、クアラルンプールをベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールをつなぐ複合輸送ハブとして確立
[APACにおけるGEODISの新たな運航ネットワーク]
今回、クアラルンプールを拠点に香港、チェンナイ、シドニー、上海をつなぐ運航ネットワークを拡大することにより、貨物輸送能力を週320トン追加し、サプライチェーンにかかる負担を大幅に軽減します。eコマース取引の急増に対応するため、2021年には貨物の積載スペースが不足し、ロードファクターやイールドが過去最高水準に達してサプライチェーンに大きな負担を強いることになりました。航空貨物に対する需要は今後、ますます増加すると予想され、特に、新型コロナウイルスのオミクロン株による感染拡大の影響から東南アジア全域でフライトの遅延やキャンセルが続いている現状を踏まえると、GEODISは今回のAirDirectの定期路線の拡大が、この地域においてシームレスで信頼性が高く、効率的な航空輸送サービスを実現する上で非常に重要な要素になると確信しています。
新たに就航する貨物便によって、中国、マレーシア、ベトナムの主要な製造拠点の製品を含めて、アジア全域の貨物をクアラルンプールのハブ経由で輸送できるようになり、GEODISの AirFast、AirFlex、AirSaveという3つのサービスをすべて活用して、お客さまそれぞれのニーズに応じて輸送時間とコストのバランスを考慮した選択肢を提供できるようになります。
GEODISのアジア太平洋地域プレジデント兼最高経営責任者であるオンノ・ブーツ(Onno Boots)は次のように述べています。「シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナムをつなぐよう拡大された当社のロード・ネットワークとスムーズに接続できるようになったことで、クアラルンプールの複合貨物ハブは統合性の高い輸送ソリューションを提供できるようになり、航空貨物と海上輸送の両方の流れに影響を及ぼすような混乱を回避するだけでなく、お客様の貨物を東南アジア大陸部のどこにでも届けられるようになります。
サプライチェーンの状況がますます複雑化し、業界全体を通じた物流の優先順位やニーズに変化をもたらしていることを考えると、輸送ネットワーク全体を統合し、戦略的に路線を補完することがこれまで以上に重要になっていると言えます。APAC地域内におけるGEODISの新たな路線は、お客様がeコマースの拡大への対応を最適化してビジネスの長期的な成長を図れるよう、信頼性の高い革新的なソリューションを提供するために当社が継続的に取り組んでいることを示すものです。」
GEODIS( https://geodis.com/jp/en )について
GEODISは、世界有数の輸送物流サービス・プロバイダーとして、お客様の物流課題の解消に取り組んでいます。成長に重点を置いたサービス(サプライチェーン最適化、貨物輸送、契約ロジスティクス、ディストリビューションおよびエクスプレス、陸上輸送)を提供し、170か国近くにおよぶグローバル・ネットワークにより非常に広範な地域で国際的に事業を展開し、ビジネスランキングにおいてはフランスで第1位、世界で第7位にランクされています。2020年のGEODISの従業員数は全世界で41,000人を超え、年間売上高は84億ユーロとなっています。