20年ぶりに高雄に戻ってくる台湾ランタンフェスティバル2022
光きらめく愛河湾の夜景
「2022台湾ランタンフェスティバルin 高雄」は「聚光台湾 発光高雄(台湾にスポットライトを当て、高雄を輝かせる)」をテーマに、さまざまなイベントが展開されます。幾何学的に構成された光線で高雄の「高」の字を表現したメインデザインは、明るい色彩によって一層、コンセプトを引き立て、高雄の持つあたたかさや和やかさと併せて、フェスティバルに参加するエキサイティングなランタンの数々を象徴したものになっています。
衛武営のメイン会場では、ランタンにカリグラフィー・アートを取り入れた初の試みが行われます。海沿いの鳳山区にある衛武営会場で、アーティストのBenson Luと書道家Tong Yang-tzeによって繰り広げられるこのコラボレーションの中心に据えられているのは、不死鳥を意味する地名の「鳳」という漢字です。「鳳凰の舞」と名付けられたこの作品は、漢字をうまく組み合わせて、まさに生き生きとした躍動感あふれるフェニックスのイメージを書で表現しています。
衛武営には世界最大の単一屋根をもつ舞台芸術施設として知られる衛武営国家文化芸術センターがあります。隣接する衛武営都会公園は、なだらかな丘陵には森、キノコ、湖が広がり、台湾ランタンフェスティバル2022のランドアートの舞台として最適です。
愛河湾会場は、文字通りスポットライトが当てられて、「光に埋没」します。誰もいないベンチは、誰でもそこに座って作品の一部になれることを意味しています。スマートフォンによって対人関係が希薄になるという懸念は大きく共有されているものの、多くの人はこのようなガジェットにより、日常のこまごました用事をこなし、問題を解決し、パンデミックの動向を見守り、世界との一体感を持ち続けることを良いことであると考えています。
20年前の台湾ランタンフェスティバルでは、生まれ変わった愛河の姿にスポットを当てられました。そして20年ぶりの今回のフェスティバルでは、地元の人たちも観光客も、高雄市の市政、ライティングの美しさ、スマート環境がどのように進化してきたのかを目の当たりにすることができます。生まれ変わった高雄が皆様のお越しをお待ちしています!