台湾・高雄市 - Media OutReach Newswire- 2024年9月26日 -2024年1月から7月までの訪台客統計によると、日本からの訪台客数は68万3526人に達した。高雄市農政局は高雄の農村体験活動をPR企画の一環として、2024年9月26日から29日まで東京の東京国際展示場に開催される日本最大規模の「ツーリズムEXPOジャパン」に参加した。会場では、一般市民や業界関係者から多くの注目を集めた。また、「一日農家」ブースにも商談に訪れる人で賑わった。
Photo: 高雄市政府農業局は、2024年日本で開催された「Tourism EXPO Japan」に参加し、B to Bの商談会にて多くの参加者から注目を集めた。現場では、熱心な商談が行われ、活気あふれる雰囲気の中、高雄の独自の農村体験が紹介された。高雄の農村が持つ豊かな自然や文化が魅力となり、多くの人々がその体験に興味を持った。
近年日本の農村でのフルーツ狩りや深掘り旅のようなスタイルが観光の主流となっていることから、高雄市農政局は、2024年日本緑茶コンテストでダブル金賞を受賞した六亀新発地区のお茶文化の旅とお茶作り体験、旗山糖廠地区のフィールドツアー、フルーツ狩り体験、昔ながらのカルメ焼きのDIY、旗山南勝地区のライチの木彫りで食器作ったりする手作り体験、永安新港地区で漁村文化に触れ、近距離で魚のハタに触れたり、ハタのグルメ体験などがある。ほかには、旗山糖廠地区のバナナの花フレーバーのレモンコーヒー、や蜂巣氏社の龍眼蜂蜜の試飲もあり、杉林日光小林地区の原住民族の伝統工芸の体験もあり、内門内洞集落の厳選ドライマンゴーをDIYすることを取り上げ、宣伝Rした。
一般客から多くの問い合わせがあり、更に観光関連企業からは農村ツアーの協力プランの相談があった。 これまで何度も台湾を訪れている山崎さんは、東京で「高雄一日農家体験」プランが見られることに驚きで、早く再度台湾を訪れたいという。 来年早々には高雄を訪れ、農村観光を深く体験し、果物狩りツアーやお茶作りツアーに参加し、高雄の独特な農村の雰囲気を味わうことを計画中で、自分で作った手作りの農産関係の手芸品や文化作品を日本に持ち帰って味わうことを楽しみにしているという。
高雄市政府農業局の張清榮局長は、今回日本市場の参入は高雄一日農家体験の知名度を国際的に高めるだけでなく、台湾と日本の文化・経済交流の促進にもつながると述べた。 「高雄一日農家体験」のコンセプトは、世界的にも人気が高まっている「スロートラベル」や「ディープトラベル 」と同じで、旅行者がただ観光するだけでなく、現地の生活に入り込むことができる。 「高雄一日農家体験」プランから、台湾の農村観光の可能性を示すもので、将来的にはより多くの外国人観光客を招き入れ、高雄の農業、観光、地域経済の発展にもつながると述べた。