震災メモリアル講演会「三陸のクジラ捕りと東日本大震災」from KOBE -- 語り手は、捕鯨史研究者の森田勝昭学長【甲南女子大学】

甲南女子大学

甲南女子大学(神戸市東灘区)は2022年2月3日(木)、震災メモリアル講演会「三陸のクジラ捕りと東日本大震災」をオンラインで開催します。語り手は、歴史人類学・捕鯨史を専門とする森田勝昭(もりた かつあき)学長です。 阪神・淡路大震災を経験した捕鯨史研究者が、宮城県石巻市にある小型捕鯨の町・鮎川でのフィールドワークで見つめた、未来に向けて「働くこと」「生きること」とは ―― 。二つの震災と未来に思いを馳せて、地域や世代を超えて共有します。 ■本件のポイント■ ・甲南女子大学では「神戸からエールを」を合言葉に、東日本大震災の翌年から一般参加型の復興支援企画を継続実施している。 ・今年度は、森田勝昭学長が登壇。捕鯨史研究のフィールドワークで訪れた捕鯨の町・鮎川で生きるクジラ捕りたちの姿から、東日本大震災と未来についての考察を語る。 ・「忘れることができない震災」を知り、考え、見つめるきっかけを、地域や世代を超えた人々へ、阪神・淡路大震災を経験した神戸から発信する。 ■ 企画背景・内容 ■  阪神・淡路大震災から27年、また、東日本大震災からまもなく11年を迎えます。かつての被災地にキャンパスを構える甲南女子大学は、東日本大震災がもたらした甚大な被害を前に、「神戸の大学だからこそ、できることがあるのでは」と、2012年度から学生・教職員・地域住民・一般参加型での復興支援イベントやメモリアル講演会を継続実施しています。(※2020年度はコロナ禍により実施見送り)  今年度は、コロナ禍においても地域や世代を超えた人々と「東日本大震災」を知り、考え、見つめるきっかけを共有できればと、オンライン形式でのメモリアル講演会を企画しました。テーマは「三陸のクジラ捕りと東日本大震災」です。講師は、兵庫県在住約30年、歴史人類学・捕鯨史研究者の森田勝昭学長が務めます。2011年の震災直後から4年間にわたる、石巻市の小型捕鯨の町・鮎川でのフィールドワークで見つめた、未来に向け「働くこと」「生きること」について語ります。 ◆ 震災メモリアル講演会「三陸のクジラ捕りと東日本大震災」◆ 【日 時】 2022年2月3日(木)14時40分~(90分) 【対 象】 一般 / 在学生 / 卒業生 / 教職員 【形 式】 オンライン(Zoom) 【参加費】 無料 【講 師】 森田 勝昭 教授(甲南女子大学 学長|専門分野:歴史人類学・捕鯨史) 【参加申込】大学公式HPの専用フォームから申込み       https://www.konan-wu.ac.jp/news/detail.php?id=3340 【申込締切】2022年1月27日(木) 【主催】甲南女子大学 対外協力センター 社会貢献課 |内容|  2011年3月11日、牡鹿半島の小さな捕鯨会社「鮎川捕鯨」は、津波で、社屋・装備・在庫・船など、すべてを流された。翌日、ドック中だった捕鯨船が、無人で津波の海を乗りきり、造船所から50キロ離れたふるさとの岸に乗り上げた。  クジラ捕りたちはヘドロが匂う会社跡地で、泥に埋もれた道具を探し始めた。被災地の大地から立ち上がるクジラ捕りたち。4年がかりのフィールドワークで、クジラを捕るという仕事に向き合う人々を追いながら、仕事や生きることを考えた。 |森田勝昭学長 プロフィール|  1951年生まれ。京都大学大学院を経て名古屋大学助教授。1991年、甲南女子大学へ赴任。学生部長、対外協力センター長、入試部長、学部長を経て、2016年7月に学長就任。専門は歴史人類学・捕鯨史。著作に『鯨と捕鯨の文化史』(1994)[毎日出版文化賞]、Encyclopedia of Maritime History(Oxford University Press,2007)など。東日本大震災で被災した小型捕鯨の町、宮城県石巻市鮎川に関する著作を刊行予定。 [関連リンク] ▼甲南女子大学公式HP 【社会貢献課】震災メモリアル講演会「三陸のクジラ捕りと東日本大震災」開催について  https://www.konan-wu.ac.jp/news/detail.php?id=3340 ▼本件に関する問い合わせ先 甲南女子大学 対外協力センター 社会貢献課 住所:〒658-0001 兵庫県神戸市東灘区森北町6-2-23 TEL:078-413-3811(平日9時00分〜17時00分) メール:kouken@konan-wu.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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